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環境技術・規制など

海運・貿易関係の環境技術・規制等とその内容をご紹介します。
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あ行の環境技術・規制など

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エネルギー効率運航指標
Energy Efficiency Operational Index
EEOI 運行船の実際に達成されたCO2排出性能(燃費性能)を示す指標。
船舶の運行者が、船舶の運航の効率を実際に基づいて、トン・マイルあたりのCO2排出量を評価するもの。EEOI =「燃料のCO2 換算係数(g-CO2/g-fuel)」×「燃料消費量(g-fuel)」÷(実貨物量(ton)×実航行距離(mile))
エネルギー効率設計指標
Energy Efficiency Design Index
EEDI 新造船のCO2排出性能(燃費性能)を示す設計指標。
船舶の設計・建造段階で、船舶の仕様に基づいて、トン・マイルあたりのCO2排出量を事前評価するもの。
EEDI =「燃料のCO2 換算係数(g-CO2/g-fuel)」×「燃料消費量(g-fuel)」÷(実貨物量(ton)×実航行距離(mile))

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か行の環境技術・規制など

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海洋環境保護委員会
Marine Environment Protection Committee
MEPC IMOの常設委員会で、船舶による海洋及び大気汚染防止等に関する諸規則について地球環境保護の立場から審議し、MARPOL等国際条約に反映させている。
海上人命安全条約
The International Convention for the Safety of Life at Sea
SOLAS 1912年に発生した有名なタイタニック号の海難事故を発端とし、最初のSOLAS条約は1914年に採択された。航海の安全を図るため船舶検査、証書発給などを規定し、船舶の構造、設備、救命設備、貨物の積付に関する安全措置等の技術基準を定めた条約。
海洋汚染防止条約
International Convention for the Prevention of Pollution from Ships
MARPOL MARINE POLLUTION(海洋汚染)の頭文字をとってMARPOL条約と称する。国際的に海洋汚染防止を目的とし、船舶構造や汚染防止装備等の技術基準を定めている。
改正省エネ法   省エネ法(正式名:エネルギーの使用の合理化に関する法律、1979年に制定)は、工場や建物、機器についての省エネ推進の法律であったが、2006年4月1日に改正省エネ法が施行され、規模の大きな内航海運/旅客事業者も規制対象となった。2万総トン以上の貨物ならびに旅客輸送に係わる海運事業者を特定輸送業者に指定し、省エネ計画の作成とエネルギー使用量の定期報告義務を設け、低燃費船舶の導入、経済速力運行等による省エネの実施、輸送量に応じた船舶の大型化、共同輸配送の実施による積載率の向上等の対策により、トン・マイルで年平均1%以上のエネルギー低減を求めている。
可変ノズル過給機 VTG エンジンの回転数に応じて排気側のブレードの開口面積を可変させることで、過給効率を上げるもの
共通構造規則
Common Structual Rules
CSR CSRと称し、IACSが策定を進めてきた船体構造全般の規則のこと。各船級毎に異なっていた要求を統一するもので、既存の規則よりも、厳格な規準が盛り込まれている。適用対象は全長150m以上の二重船殻タンカーおよび全長90m以上のバルカーとなっている。
吸気加湿装置
Humid Air Motor
HAM 過給機から出てきた高温高圧の過給空気をHAMベッセルと呼ばれる加湿タンクに導入し、海水を噴霧することで相対湿度を98%に上げるとともに過給空気の温度を低下させエンジンに送り、水分を多く含んだ空気で燃焼させることにより燃焼時の熱発生率のピーク値を低下させ、NOxの排出を低減させるシステム。
京都議定書   1997年12月11日に京都で開催された第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で議決した議定書のこと。正式名称は、「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」。
国際船級協会連合
International Association of Classification Societies
IACS IACSは1968年10月に船級協会として共通の目的を達成するために、各船級が協力し、他の国際団体との協議に当たることを目的として設立されたもの。
国際海事機関
International Maritime Organization
IMO 国連の専門機関の一つで、海上の安全、航行の能率化および海洋汚染の防止等、海運に影響する技術的問題や法律的な問題について、有効な措置の採用や条約等の作成を行っている。
国際標準化機構
International Organization for Standardization
ISO 1947年に創立された全世界的な非政府間機構で本部をスイスのジュネーブに置く。製品やサービスの国際交流の容易化、知的、科学的、経済的活動分野における国際間協力の促進を目的とし、国際的な規格の標準化に関する活動を行っている。近年ではISO9000(品質管理)やISO14000(環境マネジメント)に見られるとおり、ソフト面での国際規格化作業も行っている。

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さ行の環境技術・規制など

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スターリングエンジン
Stirling engine
  1816年、ロバート・スターリングによって発明された。シリンダー内部の空気(またはガス)を外部から冷却・加熱することでピストンを稼動させる外燃機関。内燃機関と違い爆発工程がない外燃機関のため、音が静かでNOx等の少ないクリーンな排ガスを得ることが可能。しかしコストが高く未解決の技術的問題が存在することから、広く普及しなかった。21世紀に入って環境保護の観点から様々な分野で実用化の検討が始まっている。
選択式触媒還元
Selective catalytic reduction
SCR 排気ガスに還元剤(アンモニアや尿素等)を加え、触媒を介することで、排気ガス中のNOxを窒素と水に還元するシステム。

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た行の環境技術・規制など

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ターボコンパウンドシステム
Turbo Compound System
TCS 排気ガスの余剰エネルギーの一部によりパワータービンを駆動させて、発電機能を持たせるものと、パワータービンの動力を減速装置を介して推進軸に還元するものとがある。
ターボチャージャー発電装置 TCG 過給機の軸に電動-発電機を取りつけ、エンジンの運転状態に応じて、電動駆動または発電させるもの。TCS よりシステムが簡単となるというメリットがある。大型ディーゼル機関への適用に向けた開発が進められている。
ターボ発電機
Turbo Generator
TG 排気ガスの熱エネルギーを利用して、蒸気を作り、蒸気タービンを駆動し、電気を発生させるもの。
電子制御式舶用ディーゼルエンジン   従来の舶用ディーゼルエンジンは、エンジンの各シリンダーの動きに連動させたカム軸により燃料ポンプを稼動し、機械的に燃料噴射のタイミング調整を行うので、機械的な負荷や燃料消費が大きかった。一方、電子制御式では燃料噴射タイミング、噴射量の適正化を行うことが出来、燃料供給の過不足を防げるため、黒煙の原因となる不完全燃焼を防ぐごとができる。これにより燃料消費の低減や排ガス中の有害物質を低減することが可能。

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な行の環境技術・規制など

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二重反転プロペラ CRP 一般的に1個のプロペラが作り出す水流には、推進力にならない無駄な回転流のエネルギーが発生する。二重反転プロペラは、2個のプロペラを同軸上に配置し、互いに逆回転させることで、その無駄なエネルギーを回収し、高い推進力を得ることができるシステム。

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は行の環境技術・規制など

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排ガスエコノマイザー   エンジンから排出された排ガスと、循環水管を流れる清水とを熱交換させる装置
排気ガス再循環
Exhaust Gas Recirculation
EGR 排気ガスの一部を吸気側に戻し、吸気中の酸素濃度を低下させ、燃焼時の温度を低下させることにより窒素酸化物 (NOx) の発生が抑制するもの
バーゼル条約   正式名称は「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」といい、有害廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した条約。UNEPが1989年に3月採択、1992年5月発効。2010年現在170カ国を超える国・機関が締結している。
flexエンジン   バルチラ社が開発した、コモンレール式電子制御2ストロークディーゼルエンジン。低負荷においても高圧力で燃料噴射を行うことができ、また、各燃料弁を1本毎に制御することにより、NOx排出量を低減しつつ、燃費の悪化を抑えられる。
ポートステートコントロール
Port State Control
PSC 船の寄港する国(ポートステート)が外国船籍の船に対して、船内設備や乗組員の資格などの安全に関する立入検査の事で、通常はIMOやILOが定める国際条約に適合していないサブスタンダード船に対して行なわれる。

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ま行の環境技術・規制など

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ミラーサイクル   ミラーサイクルとは、吸気工程において吸気弁の早閉じ、遅閉じを行うことで吸気の充填率を低下させノッキングや燃焼圧の問題を解決し、高い効率と安定した燃焼を実現した。1947年に最初にこの理論サイクルを考案したR.H.Millerの名前に由来する。

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