株式会社IHIエアロスペース

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2003年ニュース一覧

2003年

2003/06/02
USERS再突入モジュール回収成功

5月30日午前4時、次世代型無人宇宙実験システム( USERS 「ユーザーズ」)の再突入モジュール( REMRe-Entry Module )は、宇宙空間での実験を終えて帰還し、午前6時34分頃小笠原東方公海上に着水して予定通り回収船によって回収されました。
昨年9月のH-ⅡA ロケット3号機で打ち上げられたUSERSは、(財)無人宇宙実験システム研究開発機構( USEF )の開発した実験衛星で、ほぼ半年間、宇宙空間の微小重力を利用し良質の超電導材料の製造実験を行なってきました。
(株)アイ・エイチ・アイ・エアロスペースは、USERS の再突入モジュールおよび超電導材料製造実験装置( SGHFSuperconductive bulk processing Gradient Heating Furnace)の設計・製造を担当するとともに、地球への帰還運用や海上での回収作業に携わりました。

2003/05/13
M-Vロケット5号機打ち上げ

M-Ⅴロケット5号機が、9日午後1時29分宇宙科学研究所( JAXA )の鹿児島宇宙空間観測所( KSC )から打ち上げられました。 搭載している衛星は工学実験探査機( MUSES-CMu Space Engineering pacecraft/“はやぶさ”と命名)で、火星と土星の間にある直径500mぐらいの小惑星の地表サンプルを採取し、2007年6月に地球に持ち帰ることを目的としています。
(株)アイ・エイチ・アイ・エアロスペースは、M-Ⅴロケットの第一段から第三段までの固体モータや分離機構の火工品等の設計・製造をはじめ、ロケット全体取りまとめと、“はやぶさ”を軌道に投入するキックモータの開発に携わりました。また、“はやぶさ”に搭載されていて、小惑星に降りて観測する小惑星探査ローバや地表サンプルを地球に持ち帰る再突入カプセルの開発にも携わりました。

2003/04/01
ロケット開発50周年記念モニュメント

1953年、東京大学生産技術研究所からの要請で、富士精密工業(株)(当時)が ロケットの研究開発に着手して以来、これまで数多くのロケット開発に携わり、日本の宇宙開発に貢献してまいりました。 ロケット開発から50年目に当たる今年、その記念として”ロケット開発50周年モニュメント”を富岡事業所内の正門近くに建立しました。

2003/04/01
石川島播磨重工業(株)宇宙開発事業継承

(株)アイ・エイチ・アイ・エアロスペースは、平成15年4月1日をもって、 石川島播磨重工業(株)の H2A ロケット向けターボポンプならびに GX ロケットを除く宇宙開発事業を継承致しました。 再構築された IHI グループの宇宙開発事業体制として、今後とも 多岐に亘るご期待に応える所存です。

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