株式会社IHIアグリテック

start global navi.

グローバルメニューここまでです。

代替ホルムアルデヒド殺菌法での講演

2009年1月 7日
株式会社IHIシバウラ

東京都港区の機械振興会館にて開催されたホルマリンくん蒸法での実務対応と代替ホルムアルデヒド殺菌法セミナー(2008年12月16日)において、当社が【オゾンガスによる殺菌におけるポイントと留意点】と題して講演を行ないました。

当該セミナーはホルムアルデヒドが特化物第3類から第2類への法改正に伴う製薬・実験動物関係者の対応に関するもので、当社は代替殺菌法として期待されているオゾンに関する最新技術を紹介するものです。


★講演題目:オゾンガスによる殺菌におけるポイントと留意点

★発表概要:

  1. オゾンの概要
    (オゾンの特徴、オゾン発生の方法)
  2. オゾン殺菌の原理と現状
    (オゾン殺菌の原理、殺菌へのオゾン利用状況)
  3. 適用事例
    (病院寝具類への消毒、実験動物飼育室への適用、クリーンルーム内の殺菌処理)
  4. オゾン処理での留意点
    (オゾン処理におけるポイント、具体的な管理項目、オゾンの安全性)

オゾンは強力な酸化力による殺菌効果と高い環境親和性から、環境の世紀と呼ばれる21世紀において、多くの分野で利用が拡大しています。本講演ではオゾンに関する基礎知識から実際の殺菌処理における留意点まで幅広く解説いたしました。

主な質疑応答は以下のとおりです。

  • 本事例の殺菌処理室(120m³)でのオゾン発生機器の配置は?
    この事例の場合は室内の対向する壁面2箇所にオゾン発生機能を設置しています。実際には室内の設置物、形状などにより異なりますので、適用先の詳細状況を確認させていただき、個別対応致します。
  • オゾンのウィルスに対する効果はどうか?
    オゾン水によるウィルスに対する効果が確認されており、処理メカニズムも文献等に掲載されています。但し、ウィルスの種類により必要な処理条件が異なりますので詳細はご相談ください。
  • オゾン殺菌効果がCT値(オゾン濃度×処理時間)であることは判ったが、濃度が異なる場合はどうなるのか?
    一般細菌を対象菌として用いて、一定のCT値でオゾン濃度を変化させた効果試験によれば、濃度が異なっても同一CT値であれば同じ効果が得られています。

当社では本講演での発表内容以外にも、これまで培ってきたオゾンに関する蓄積から、お客様のご要望に応じた最適なトータルソリューションをご提案できると考えております。ご興味を持たれた方はぜひ環境機器についてのお問合せ・資料請求よりお問合せください。

TOPへ戻る