2009年7月28日
株式会社IHIシバウラ

強力な酸化力を持つとともに、最終的に酸素に戻るオゾンは、多くの分野で利用が拡大しており、日本だけでなく世界中でその利用が広がっています。

このような中、本年8月31日（月）～9月3日（木）にタワーホール船堀（東京都江戸川区）にて、国際オゾン協会主催の第19回国際オゾン研究発表会（19th World Congress & Exhibition（International Ozone Association））が開催されます。

国際オゾン協会は、オゾンの研究活動、オゾン利用に関する普及活動を世界的に行なっており、本国際学会は、2年に一度開催されています。

日本では、1997年に京都で開催されて以来、12年ぶりの国際的な研究発表会となります。日本にいながら、世界のオゾンに関する最新の研究から応用まで幅広い情報を得ることができます。当社は、前回の大会においても、IHIグループとして、オゾン発生機および各種応用技術（オゾンによる殺菌装置、オゾンと添加剤による複合脱臭技術、オゾンによるパルプ漂白）に関する技術発表（4件）を行ないました。

今回の国際学会は、オゾン発生から水処理、殺菌などのセッションに分かれており、このうち当社はMedical Applicationsのカテゴリーにおいて、以下の演題で発表の予定です。

Disinfection effect by ozone gas and application examination to linen materials
（高濃度オゾンガスによる病院寝具類向け消毒装置の開発）
（Yasuo nakamura, Hiroshi takagi, Yukihiro kamase）

Application research on ozone water to endoscope disinfection
（オゾン水による内視鏡洗浄への適用研究）
（Takashi Urano, kazuhiro nakazawa, Yukito endo, Yukihiro kamase）

◆開催日：2009年8月31日（月）～9月3日（木）
◆場　所：タワーホール船堀（東京都江戸川区船堀4-1-1）

多くの方のご参加を，お待ちしております。

今回は、病院寝具類の消毒工程に使用できるオゾンリネン消毒庫など医療関連での当社保有技術の一端を紹介いたします。当社では、それ以外にもオゾンの持つ強力な殺菌メカニズムや原理を活用した各種オゾン殺菌システムのラインナップがご提案できます。

ぜひお気軽に、当社ホームページ環境機器についてのお問い合わせ・資料請求までお問合せください。