IHI

株式会社IHI



プレスリリース

2013年度

国内最大の大容量リチウムイオン蓄電システムを相馬に導入 ~太陽光発電との組合せで工場全体のピーク電力を抑制~

-2014年1月29日-

 IHIは、このたびIHI相馬事業所内(福島県相馬市)に、国内最大となる2,800kWhの蓄電容量を持つコンテナ型大容量リチウムイオン蓄電システム(Smart Energy Storage System:SESS)を設置しました。今後、試運転を経て、2014年4月から本格稼働を開始します。 

 本件は、東日本大震災による東北電力管内の電力不足を鑑み、IHIグループが取り組む地球環境保全活動の一環として実施するもので、事業所内の電力需要安定操業を確保することを目的としています。

 SESSは、安全性に優れたオリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池※を使用しており、米国やチリ、ブラジルなどで既に十数システムが稼働しています。屋外設置性に優れたコンテナ内部に、ラック&トレイ方式で蓄電池を格納し、容量と出力はお客様のご希望に合わせて変更できます。また変動が激しい再生可能エネルギーによる発電量を平準化し、時間帯による消費電力の変動を抑制するシステムです。

 相馬事業所に導入する本システムは、電池容量2,800kWh、最大出力1,000kWで、昨年導入した1,000kW太陽光発電システムによる電力と、電気使用量の低い(電気料金が安価な)夜間に本システムで蓄電した電力を組み合わせることで、工場全体の消費電力ピークの抑制(ピークカット機能)を確実に実施することが可能となりました。

 当社は、2009年にA123Systems社と事業提携を結び、リチウムイオン電池システムの事業化を開始し、これまで、東京消防庁向け非常電源や、電気バス向け他に納入しています。
当社では、IHIリチウムイオン電池システムの優れた安全性と競争力を活かし、今後とも、低炭素社会の実現に向け、より一層リチウムイオン電池事業を推進していきます。

 

-導入概要-
導入内容
 
 

 
 
53Ftコンテナ型リチウムイオン蓄電システム1台(容量:2,800kWh、出力:1,000kW)
IHI相馬事業所に設置し、1,000kWの発電を行う太陽光発電電力と、夜間蓄電した電力を組み合わせ、昼間など需要の高い時間帯に放電することで、系統電源からの消費電力量を抑える。
完成予定 2014年3月

※ オリビン型構造リン酸鉄リチウムイオン電池:正極材にリン酸鉄を使用した長寿命で、安全性に優れたリチウムイオン電池

 
A123Systems, LLC
所在地:39000 Seven Mile Rd. Livonia, MI 48152
代表者:Jason Forcier


コンテナ型大容量リチウムイオン蓄電システム(Smart Energy Storage System:SESS)
コンテナ型大容量リチウムイオン蓄電システム(Smart Energy Storage System:SESS)