IHI

株式会社IHI



プレスリリース

2014年度

マレーシア向け2,000MW超々臨界圧石炭火力発電所 建設請負工事を受注 ~日本が誇る最新鋭の石炭火力発電技術を導入~

-2014年9月2日-

 株式会社IHI(所在地:東京都江東区,社長:斎藤保,以下「IHI」)をリーダーとするコンソーシアムは,このたび,マレーシア財務省100%出資のファンドである1Malaysia Development Berhadと三井物産株式会社で設立したJimah East Power Sdn Bhdが計画する,超々臨界圧(※1)石炭火力としてはマレーシアで最大容量(出力1,000MW × 2基)となる発電所の設計・調達・建設業務を請負うフルターンキー契約を締結しました。マレーシアの首都クアラルンプールの南約60kmに位置するネグリスンビラン州ジマ地区(Negeri Sembilan, Jimah)に建設するプロジェクトで,商業運転開始は,2018年に1号機,2019年に2号機を計画しています。

 マレーシアでは,高い経済成長を背景に電力需要は増加し続けており,2020年までの年間伸び率が平均約3%と予測されています。また,マレーシア政府は産業の発展と低炭素社会の実現の両立を目指しています。今回受注した超々臨界圧発電設備は,日本が誇る高効率石炭火力発電設備であり,蒸気を超高温・超高圧化することで発電効率を高め,燃料の使用量と二酸化炭素の排出量を抑制することが可能です。

 本発電所の建設で,IHIはボイラおよび付帯設備の供給・据付とともにコンソーシアムリーダーとして技術および商務の取りまとめを担当,株式会社東芝は蒸気タービン,発電機および付帯設備の供給・据付,土木工事の一部を担当,韓国のエンジニアリング大手の現代エンジニアリングと同建設大手の現代建設は共同で,その他プラント補機の供給・据付および土木工事の一部を担当します。

 IHIはマレーシアの石炭焚き発電所建設の豊富な実績を有しており,今回受注した石炭火力発電所に隣接する既設ジマ石炭火力発電所(700MW × 2基)やタンジュン・ビン(Tanjung Bin)石炭火力発電所(700MW × 3基)など,合計9基(5,100MW)を納入しています。

 今後も著しい成長が見込まれる東南アジア市場において,安定的かつ効率的な電力供給を実現するために,IHIは高い発電効率および優れた環境性能を有するボイラを中心とする発電機器・システムを提供していきます。

(※1) 超々臨界圧:温度593℃以上,圧力24.1Mpa以上の蒸気条件

【参考資料】
<建設予定地>
建設予定地
 
<調印式の様子>
調印式の様子