IHI

株式会社IHI



プレスリリース

2014年度

Wison (Nantong) Heavy Industry Co., Ltd.向け LNG FSRU用SPBタンクの製作開始

-2015年2月27日-

 株式会社IHIは,2月27日(金),中国のEPCコントラクターであるWison (Nantong) Heavy Industry Co.,Ltd.(本社:中国/南通。社長:Mr. Matt Cui),以下Wison社)向けLNG FSRU(Floating Storage and Regasification Unit:浮体式LNG受入・再ガス化設備)用のIHI-SPBⓇタンク(LNG貯蔵容量:25,000m3/隻(12,500m3/基×2基))の製作を愛知工場(愛知県知多市)で開始しました。同タンクの完成・引渡しは2015年9月の予定です。

 製作開始にあたって,同日午前にWison社とIHIの代表者(総勢:約50名)出席のもと安全祈願および記念式典を開催し,SPBタンク自動化製造設備の稼働を開始しました。

全体集合写真

全体集合写真

 今回製作するタンクは,Wison社がカリブ海向けに受注しているFSRUに搭載されるもので,クリーンエネルギーとして益々需要が高まるLNGを,洋上で貯蔵の上,洋上で再ガス化して需要地に供給する際の‘基地’として使用されます。

IHI-SPBⓇタンク断面図

IHI-SPBⓇタンク断面図

 
Wison社向けFSRUとほぼ同型の浮体

Wison社向けFSRUとほぼ同型の浮体

 洋上で使用されるLNG貯蔵技術には,モス型(ノルウェー)とメンブレン型(フランス)がありますが,IHI-SPBⓇ(Self-supporting, Prismatic shape, IMO type B:SPB)タンクは,IHIグループが開発した日本独自の技術であり,特に①タンク内部に隔壁を配置することでスロッシングと呼ばれるタンク内でのLNGと浮体の同調揺れを発生させないこと,②浮体の貨物艙内にタンクを格納できるため甲板上に突起物が無くフラットな上甲板を提供可能,などの優位性を有しています。
 従って,甲板上にプラントを設置する必要があり,洋上での長期間の連続使用を求められる浮体式のLNG貯蔵設備には,IHI-SPBⓇタンクが有する堅牢性が最も適した技術です。

幹部集合写真

幹部集合写真