林 俊寛

電気・電子系 林 俊寛

研究テーマは「3次元物体認識+ロボット」。

先端制御グループで現在、取り組んでいる研究テーマの1つが工場における生産の自動化を目的とした、産業用ロボットに搭載される3次元バラ積みピッキングシステム開発。このプロジェクトの中で、私は部品のピッキング(取り出し・運搬)工程に応用される、カメラやレーザレーダといったセンサを使った3次元物体認識技術の研究を担当しています。大学の研究ではコンピュータ上でのシミュレーションが主であったため、ソフトウェアだけでなく「実際に動くものを開発したい」という思いでIHIへ入社しました。そして、いま研究・開発しているのが、まさに実際のロボットを動かすためのシステム開発。つまり、私が思い描いていたキャリアビジョンは見事に実現できている訳です。また、ソフトウェアに加えてセンサやロボットについての知識も仕事を通じて得られるというのは、とても楽しいですし、やり甲斐も感じます。

仕事のモットーは、最後まで決して諦めないこと。

あれは以前、ロボットのデモ開催日まで1週間を切っていた時のことです。再現性なく、突如としてソフトウェアが異常終了するという事態に悩まされました。 四方八方を調べ尽くした末、ふとしたきっかけで発見した原因が市販ソフトのバグ。無事に解決できた瞬間はホッとすると同時に「諦めないことの重要性」も学びました。諦めることは自分の判断であり、自分の限界を自分で決めることにもなりますからね。以来、最後まで諦めないことを常に心がけています。また、あの時の一件では、困った時には周囲の人たちがすかさず手を差し伸べてくれる、IHIの風土を改めて実感しました。

Career Step

2000年 技術開発本部 メカトロ総合開発センター 制御システム開発部で画像処理システムの研究・開発に取り組む。
2002年 現部署で3次元レーザレーダ開発、レーザレーダによる認識システムのロボット応用研究などを担当 。

My Pleasure

「会社に入って何がやりたい?」。その質問に、新入社員の私は「トンボの目を作りたい」と答えました。小さな目の中に微細な目が集まり、なんでもわかるというビジョン(視覚)の仕組みに興味があったからです。今、ロボット研究を進める中で、その仕組みを技術的に実現することは不可能ではないと考えますし、知的で便利な未来のカメラとして作り上げたいです。

「職」選びアドバイス

学生時代は、自分が5年後10年後にどういった仕事をしているのか、将来についてじっくり考えられるとき。その時にどれだけ真剣に考えられるか否かで、後々の人生が大きく変わってくると思います。メーカーを志望する学生であれば、いま市販されている製品がどのように開発されたのか、自分ならばどう開発するか などを開発者の立場になって考えてみると自分にとって重要なことや、やりたいことが自然と見えてくるのではないでしょうか。

関連事業 研究開発
関連事業所 横浜事業所
関連社員[部門] 青山 茂一初谷 智美坂元 理絵
関連社員[専攻] 大熊 まなみ馬場 健行酒匂 直人