

旅客機や戦闘機などに搭載されるジェットエンジンの研究・開発プロジェクトにおいて、制御システム設計・開発を手がけています。ひと口にエンジン制御システムといっても燃料を供給する油圧機械や各種センサ、アクチュエータ、電子制御装置(ECU)など多くの機器で構成されており、それらの最適な組み合わせ及びインターフェースを定義し、各機器の仕様を決めていきます。その際、エンジンに求められる機能や性能を実現することはもちろん、機体システムとの繋がりも考慮して設計を行うことが重要となります。また当部署では、ECUに組み込むソフトウェアの設計・検証も手掛けており、シミュレーション試験による検証のみならず、テストセルと呼ばれる専用設備でのエンジン実機試験にも立ち会い、データの取得・評価などを行います。したがって仕事を進めるうえでは、学生時代に身につけた電気電子工学・制御理論、プログラミングなどの知識を大いに活かせる一方で、制御対象であるエンジンを理解するためには異なる分野を学ぶことも必要となります。エンジン開発に1から10まで携わっている喜びをたっぷり味わえる環境であるといえます。

現在のジェットエンジン制御は、FADECと呼ばれる全電子式の自動制御が採用されており、IHIでもFADECエンジンの開発に取り組んできました。さらに今後、例えば航空機の機動性を向上する目的で行う機体・エンジン統合制御や、整備性や燃費向上などを狙ったオンライン同定やヘルスモニタリング技術など、エンジンの価値をより高めるために電子制御技術がますます重要度を増すことは間違いありません。ところがIHIでは、電気電子や制御系の人材はどちらかといえば小数派。つまり、そうした分野を専攻している人は、最先端の開発に携わるチャンスに山ほど恵まれます。IHIで、学生時代に学んだ電気・電子・制御の知識を有効に活用し発展させることのできるフィールドを確実に見つけることができます。




| 2003年 | 航空宇宙事業本部 技術開発センター 制御技術部 システム開発グループで航空機用ジェットエンジン制御システムの開発・設計・試験・評価を担当。 |
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| 2007年 | 同部 油圧技術グループで民間機用エンジン開発プロジェクトで制御システム設計、プロジェクト業務を担当。 |
| 2009年 | 本社・人事部採用グループで新卒定期採用(技術系採用、グローバル採用)を担当。 |

入社以来、開発に携わってきたエンジンが搭載された航空機の飛行試験に、初めて立ち会った時の感動はいまでも鮮明に覚えています。私は就職活動の際、IHIの工場で初めて見たジェットエンジンが動く様子に胸を躍らせ、「こんなに複雑な機械の制御はどんなに面白いだろう。ジェットエンジンに携わりたい!」との思いに駆られて、入社を決意しました。あの時のワクワク感を仕事の中で体感し続けられるのは、とても幸せなことだと思います。

就職活動の際には、会社を選ぶ前に「自分はどんな仕事がしたいのか?」「どんな働き方をしたいのか?」といったイメージをもつことが大切だと思います。そのほうが、先輩社員の話を聞く時にもより深い情報収集ができるはずです。また、社会に出るというのは「人と出会うこと」の繰り返し。そのスタートラインである就職活動で、人との出会いをぜひ楽しんでもらいたいです。
