
現部署では、主に自動車鋼板用の大型プレス機械の設計・製造を行っています。IHIの中でも長い歴史を持つこの部署の中で、私はそれら装置の電気計装の仕様決定や見積り作成、受注後のハード・ソフト設計、出荷検査(シミュレーション)、出荷後現地での試運転調整、生産サポートとかなり幅広い業務を担当しています。生産性はもちろん安全性や省エネといった、常に高い技術を要求される先端の自動車業界。各種設備開発に対し、お客様視点で、IHIの技術力を総動員することで、自動車産業を支えているのだという自負があります。

私は電気工学科の出身。普通に考えれば就職先は電機メーカーを志望する人が多い学科です。逆にIHIは機械メーカーですから、機械系出身の先輩が多い会社。そこであえてIHIを私は就職先に選びました。電気系エンジニアの人数が少ないからこそ活躍できる場所や、担う仕事の役割りが大きいのではないかと思ったのです。言ってみれば発想の転換ですね。実際に入社してみると、機械の機能や、制御するための機能は電気系に求められることが増えていて、入社前に考えたことは間違っていなかったと感じますし、尚一層の電気エンジニアの活躍の場は広がっていると思います。




| 1998年 | 産業機械事業本部 制御設計部にて、プレス設備制御装置の設計ならびに現地立ち上げを担当。 |
|---|---|
| 2002 -2006年 |
スペイン向け大型タンデムプレス設備、米国向け大型タンデムプレスライン、米国向け大型トランスファープレスライン、中国向けタンデムプレスラインを担当。 |
| 2007年 | 現部署でIHIで一号機となる高速搬送プレスラインの設計、調整業務を担当。 |

プレス機械はIHIの中でも歴史が古く、50年の伝統を持っている機種ですが、新機種の開発にも力を入れています。2007年には、技術開発本部の協力も得て、従来の生産速度を向上した設備をお客様先に納入しました。現在、お客様の主要生産ラインとして活躍していますが、この工事においてIHIの技術力・総合力を実感しました。

大学までの知識・経験を生かせる場合もありますが、ほとんどは会社に入ってから新しく知ることばかりです。学んでいる専門分野だけに捉われることなく、興味のある分野、製品を扱っている会社があれば、積極的に知っていくことが大切だと思います。
