ガス・海洋

IHIMUの最先端の独自技術が、高性能で地球環境保全に貢献する船舶・海洋構造物を建造していきます。

IHIMUは、LNG船やLPG船など液化天然ガス運搬船及び浮体式ガス生産・貯蔵・積出設備でも多くの実績があります。IHIMUが独自に開発したIHI-SPB型(自立角型タンク方式)タンクは、デッキをフラットにすることができるため、船舶であれば操船性に優れ、洋上の生産設備であれば、プラントの配置が容易に出来るため、世界中の注目を集めています。
また、IHIMUでは、海洋構造物の豊富な設計・建造実績を生かし、半潜水型掘削リグの設計・開発を1980年代から継続して実施しています。2010年のメキシコ湾の原油流出事故以降、海洋掘削リグには従来にも増して、高い安全性、環境への配慮が求められていますが、今後とも高い技術力とノウハウを発揮し、最新の市場情勢に合わせた最適なソリューションを開発します。

浮体式LPG生産・貯蔵・積出設備(LPG-FPSO)

SANHA LPG FPSO

2004年11月、世界初となるLPG-FPSO(*1)をSBM社に引き渡しました。本船には、IHI-SPB方式LPGタンクが搭載され、LPG貯蔵能力13万5000m3は、浮体式として世界最大です。
本船は、従来焼却されていた原油随伴ガスをエネルギー資源として有効利用するための設備であり、CO2排出抑制、地球環境保護の一助となるものとして注目されています。

(*1)浮体式LPG生産・貯蔵・積出設備(LPG Floating Production Storage and Offloading system)

  • 総トン数:111,246
  • 主要寸法:長さ230.0m × 幅49.0m × 深さ29.3m
  • 竣工:2004年

SPB方式LNG船

POLER EAGLE

IHIMU独自開発の自立角型タンク方式を搭載したLNG船。(シップ・オブ・ザ・イヤー’93受賞)

  • 総トン数:66,174
  • 主要寸法:長さ226.0m × 幅40.0m × 深さ26.8m
  • 竣工:1993年

浮体式LPG貯蔵・積出設備(FSO)

ESCRAVOS LPG FSO

陸上プラントから圧送される石油ガスをLPGとして液化貯蔵し、LPG船への積出を行います。IHI-SPB方式LPGタンクを搭載しています。
(2000年機械学会技術賞受賞)

  • 総トン数:40,681
  • 主要寸法:長さ142.1m × 幅36.0m × 深さ23.4m
  • 竣工:1996年

半潜水型リグ

HAKURYU-5 Deepdish改造工事

日本海洋掘削株式会社の所有する半潜水型リグ“HAKURYU-5”の改造工事をIHI愛知工場のドックで行い、2009年2月に引渡しました。本工事は既存船体にDeepdish及びColumn Sponsonと呼ぶ補助浮力体を取り付けることで、搭載能力と構造強度を増強するものです。補助浮力体を事前に製作することで非常に短い入渠工事期間(110日間)を実現し、リグの不稼動期間を大幅に短縮することができました。