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キャリレール

「キャリレール工法」

-床版施工用荷役運搬工法-

1本の主桁上にモノレールを敷設し、そこに運搬用の自走式台車をラック&ピ二オン式で走行させる方法を考案しました。
モノレールに自走式台車を走行させる装置を「キャリレール」、この「キャリレール」を用いて床版用資材を運搬することを「キャリレール工法」として平成15年12月に特許出願済。
(特許番号 第3666870号)

キャリレール工法
キャリレール工法
キャリレール工法

開発の目的と背景

  • 場所打ちコンクリート床版を有する橋梁の施工場所は、クレーンなどの大型重機による資材の荷揚げや運搬が制御される場所であることが少なくありません。
  • そのような場合の施工では、床版用資材(鉄筋、型枠、支保工、PC鋼線等)の運搬を人力によって行っているケースがほとんどです。

荷役運搬の合理化を図る(荷役運搬工法の開発)ことにより大きなコスト縮減を実現することが可能

開発の目的と背景
開発の目的と背景
項目 材料費 工費
コンクリート 生コンクリート 圧送、打設、締固め、養生
型枠支保工 支保工材、型枠材 場内運搬、設置、解体
鉄筋 鉄筋 加工、場外運搬、場内運搬、配置、結束
PC鋼材引張 PC鋼材 場内運搬、設置、緊張、後処理

実橋床版施工への適応効果【比較橋梁】

A橋:資材を人力で運搬(キャリレール工法を未適用)
B橋:キャリレール工法を適用

実橋床版施工への適応効果
工期短縮
作業項目 *作業効率
支保工組立 3.1
型枠張り 2.7材
鉄筋組立鉄筋 1.4
PC配置組立 1.6

*作業効率:
A橋の単位面積の施工を行うのに必要な人工/B橋の同人工=キャリレールを使用することによって同じ人工で何倍の面積の施工を行うことができるかの指標。

工数削減
工数削減

その他の技術紹介

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