事業紹介business Introduction

IHI式ストーカ炉

IHI式ストーカ炉

IHI式ストーカ炉は1977年の初号機納入から多数の実績を上げている焼却炉です。IHI式ストーカ炉の火格子は、熱力学、流体力学、材料力学等の多くの技術が融合し、成り立っています。特に大きな特徴は、IHI独自の水管構造の火格子を用いていることであり、さまざまなごみを安心して安全かつ効率的に処理、またはエネルギー化することに貢献しています。

3つのポイント

1.高いエネルギー回収率

ボイラ水の循環により冷却と熱回収を行う

火格子がボイラ水管構造であるため、発生する熱を効率よく回収することが可能です。また、ボイラ水による冷却効果により、高温燃焼が可能であり、排ガス再循環なしでも空気比1.3以下の低空気比燃焼が可能です。

2.安定稼動

高質ごみ時→高い燃焼熱を吸収→ボイラ構造(ボイラ水)→保有熱がごみを予熱・乾燥→低質ごみ時

炉内に摺動部がないシンプルな構造であることから、不燃物や異物に起因するトラブルや損傷がほとんどありません。また、水管内をボイラ水が循環しているため、低質ごみに対しては、ボイラ水の保有熱がごみを予熱・乾燥し、高質ごみに対しては、ボイラ水が火格子の温度上昇を防ぐため、幅広いごみ質に対応できます。さらに、ボイラ水による冷却によりクリンカによるトラブルもなく、安定して稼働することができます。

3.低い維持管理費

管理温度と腐食温度のグラフ

出典:オーム社出版「ごみ焼却技術」より

水管表面は、腐食を避けた温度領域に維持されるため、ほとんど腐食しません。また、回転が遅いため摩耗がなく、メンテナンスが容易です。水管により表面温度が一定に維持されるため、ストーカ炉内に耐火材が不要となり、耐火材費用が小さくなっています。