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IHI GROUP

風車音でお困りの方
-風力発電設備の騒音・低周波音調査・予測-

風力発電は自然エネルギーの主力として、導入が進められています。しかし、一部では風車から発生する騒音・低周波音が問題になるケースが見られます。
INC では、風車発生騒音・低周波音に関する豊富な調査・研究の実績を有しています。風車からの騒音・低周波音の発生・伝搬・放射メカニズムの深い理解に基づき、“風車音の特徴”を捉えた調査・予測が可能です。

こんなご要望にお応えします

JIS C 1400-11に基づく測定

受音側調査(騒音・低周波音)

ウインドファーム計画時の騒音予測

その他風車音に関する調査・検討

風車から発生する騒音・低周波音の特徴

風車から発生する音は、ブレードの回転により発生する空力音(ブレードの風切り音)と風車内部の機器類に起因する機械音が合成された音になります。
風車ブレードの先端は、新幹線ほどのスピード(時速250km 前後)で回転しています。空力音は、高速で空気中を運動するブレードの先端付近から主に発生する風切り音です。

空力音は以下のような特徴を持っています。

  • 比較的なだらかな周波数特性(顕著なピーク成分を持たない)を持つ。
  • 鋭い指向性を有する。ブレードの回転と指向性の複合により、風車周囲では音のレベルがブレードの通過にあわせて周期的に変動する(スイッシュ音、スウォッシュ音などと呼ばれる)。
  • 回転が早くなるにつれて音のレベルが上昇する。回転が一定(定格回転数、大型風車では毎分20 回転程度)に達すると、風速が高くなってもそれほど上昇しなくなる。
風車から発生する騒音・低周波音の特徴

機械音は、増速機(歯車)、発電機、冷却ファンなどの風車に内蔵される機器類に起因する騒音です。特に増速機(歯車)の振動がタワーに伝わり、外部へ放射される音(固体伝搬音)が顕著な場合が見られます(図参照)。

機械音には以下のような特徴が見られます。

  • 機器固有の回転数、歯車枚数などによって定まる周波数のピーク成分を持つ(卓越性騒音)。このため、空力音よりも耳につきやすい傾向がある。
  • 風車機種によって機械音のレベルや周波数が異なる。
風車から発生する騒音・低周波音の特徴

一般的に空力音が支配的音源ですが、ピーク性の機械音が苦情の原因になる場合もあります。

INC の風車騒音・低周波音計測技術

風車の騒音・低周波音の計測は、通常の機械などの騒音の計測と異なる難しさがあります。自然の風の力で稼働するため、風の強さ、風向は刻々と変化していきます。また、マイクロホンも風にさらされるため、風雑音(マイクロホンに風があたったときに発生)を防ぐ必要があります。
INC はこれらの要因による影響をなるべく少なくし、より正確で効率的な計測方法を提案します。

  • 様々な風況でのデータ収集のための効率的な長期間計測
  • 風雑音を低減する特殊風防の採用(風コナークン)
  • 音の発生部位を特定する音源探査計測
  • 発生源側と受音側同時計測による伝搬状況確認
  • JIS C 1400-11 に基づく計測

風力発電設備・ウインドファーム・風車の騒音予測・騒音シミュレーション

風力発電設備・ウインドファームの計画時には、周辺地域への騒音の影響の把握が必要です。そのために正確な騒音予測・騒音シミュレーションが重要となります。
INC は、プラント・工場等を対象とした長年の騒音伝搬予測の経験と、風車発生音の知識を組み合わせた精度の高い騒音予測・騒音シミュレーションを提供致します。

風力発電設備・ウインドファーム・風車の騒音予測・騒音シミュレーション

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営業本部 第一営業部:03-3360-3223
技術本部 環境技術部:03-3360-3227