Change
Location

現在は日本サイトをご利用中です

グループ経営⽅針

「グループ経営⽅針2023」

「グループ経営⽅針2023」では、お客さま・産業・社会が抱える課題の解決を⽬指し、IHIグループの技術と叡智を活⽤しながら、ライフサイクルを通じた価値提供、バリューチェーン全体の構築や価値向上に多⾓的に取り組むことなどで各事業を変⾰すると同時に、成⻑・育成事業へ経営資源の⼤胆なシフトによる事業ポートフォリオの変⾰も進めます。
また、ESGを軸とする経営を徹底するとともに、事業変⾰のために不可⽋なデジタル基盤の⾼度化、そして企業体質の変⾰を成し遂げるうえで最も重要である変⾰⼈財の育成・獲得を積極的に進めます。

グループ経営方針2023

成長事業

成長事業と位置付ける航空エンジン・ロケット分野においては、民間機ではコロナ不況からの脱却による急速な成長回帰が、また防衛分野でも需要拡大が見込まれます。こうした需要に確実に応えるため、ドラスティックな生産改革によりリードタイムの短縮・業務効率の抜本的な向上を図るとともに、新整備拠点における事業の着実な立上げ、素形材事業への取り組みを通じてライフサイクルで事業を拡大し、当社の成長をけん引していきます。また、次世代航空機や宇宙・地上・海中データ利活用事業などバリューチェーン視点での新たな事業領域の創出にも取り組みます。

育成事業

将来的に航空エンジン・ロケットと双璧をなすべく、アンモニアなどのクリーンエネルギー分野を育成事業とします。世界をリードするアンモニア燃焼技術を活用したガスタービンやトップクラスの実績を誇る貯蔵・受入基地などを起点としたバリューチェーン全体の構築・価値向上に取り組み、燃料製造プロジェクトへの投資も視野に入れていきます。

中核事業

中核事業である資源・エネルギー・環境分野、社会基盤分野、産業システム・汎用機械分野は、LCBの深化と進化を軸とした成長戦略に加え、事業構造改革の徹底を通じたキャッシュ創出に重点を置き、成長・育成事業へ投下する経営資源も捻出していきます。

変革を実現する企業体質

ESGを軸に置いた経営

気候変動への緩和と適応→多様な人財の活躍、人権の尊重→ステークホルダーからの信頼の獲得

事業・企業体質の変⾰を成し遂げる変⾰⼈財の育成と獲得
<⼈への投資による成⻑戦略>

⽬指す姿:持続的かつアジャイルに⾃⼰変⾰する能⼒と企業⽂化を実現する

  1. グローバルレベルの専⾨性、マネジメント⼒獲得と企業⽂化としての定着化
  2. エンゲージメントとウェルビーイング向上に向けた施策の展開

事業変⾰に不可⽋となるデジタル基盤の⾼度化

⽬指す姿:お客さま価値向上と事業価値の最⼤化を図る

  1. グローバルレベルの競争⼒を有する新たなビジネスモデル構築のためのデジタル基盤
  2. ドラスティックな⽣産・業務プロセス改⾰のためのデジタル基盤

資源分配と経営目標

資源分配

継続的に営業キャッシュフロー1,000億円以上の創出を図る→総投資枠5,000億円の約半額を成長・育成事業に投資

経営目標

営業利益率 ROIC 税引後 CCC (参考)売上収益
2025年度 7.5% 8%以上 100日 17,000億円
  • ROIC税引後=(営業利益+受取利息・配当⾦)税引後∕(親会社の所有者に帰属する持分+有利⼦負債)
  • CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)=運転資本÷売上収益×365⽇

経営情報トップへ