「SARS再流行防止の為、オゾン殺菌装置を中国へ寄付しました」

 石川島芝浦機械株式会社 防災環境事業部は三日、オゾンガスによる殺菌装置四機種を、六月下旬まで新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)流行地域などに指定されていた中国に長野県立会いのもと贈呈しました。

装置は、残留性のないオゾンガスを発生させ、周囲のウイルスや細菌を破壊する仕組み。MRSA感染防止などに、国内の多くの病院で使用されています。生存力の強い菌に対しても効果を示していることから、中国で懸念されている冬場での再燃、SARS再流行防止に役立ててもらおうと寄贈を決めました。



 贈呈式は仲介役の、田中康夫長野県知事立会いのもと長野県庁知事室で行われました。弊社の笹井勝彦常務が中国大使館の毛参事官に目録を贈呈。

毛参事官から「SARSは一段落したが、再発防止の努力をし、警戒心を高めている。中日友好病院で有効に活用したい、心のこもった贈り物をありがとうございます」とのお言葉と、感謝状をいただきました。

下記に寄贈した4機種を紹介いたします。

1.            オゾン殺菌装置  (OP−10)

  病室の中をオゾンでくん蒸し、病室の中を殺菌します。オゾンを使った殺菌装置として、日本の厚生労働省の認可を取得している殺菌装置です。

2.            オゾン殺菌BOX (HZ−40)

  毛布、布団などのリネン類を殺菌することができます。白衣、ガウン、ぼうし、その他、小物も殺菌することができます。

3.            オゾン殺菌脱臭機 (eZ−10)

  病院の待合室で数多く使われている装置です。吸引運転とくん蒸運転の2モードがあり、殺菌効果だけでなく集塵効果、脱臭効果も高い事が特徴です。

4.            オゾンUV殺菌装置(OUD−1)

  車の中を殺菌するための装置です。ポータプルでも車に組みつけても使用できます。日本国内の救急車に純正採用されています。