冷凍自動倉庫の事例 (お茶の保管)| IHI物流システム

IHI

株式会社IHI

食品・冷凍自動倉庫
極めて多種に及ぶお茶を-30℃冷凍自動倉庫で効率的に自社管理 株式会社星野製茶園(福岡県八女郡)

株式会社星野製茶園(福岡県八女郡)

日本の茶所の中でも唯一玉露を手摘みで収穫する八女郡星野村。星野村のお茶栽培の歴史は古く、鎌倉時代からといわれています。この恵まれた自然の中で㈱星野製茶園は創業以来、良質のお茶を生産し続けて市場から高い評価を得ています。抹茶は生葉から、玉露と煎茶は吟味された荒茶から、近代的な生産工程を経て生産されます。その保管にはIHIの冷凍自動倉庫が導入され、良質のお茶の付加価値をさらに高め、作業効率高めるために威力を発揮しています。

導入コンセプト、効果

「新茶の仕入れは4月後半から7月までの一期間で1年分が一度に入って来ます。1年間、これを鮮度を保ちながら加工し、タイムリーに供給し続けるためには冷蔵庫を自分で持ち、効率的に管理できるようにすることが不可欠だと思いました。定温だと真空パックにして保管しなければならず、そのためのコストも高くつくし、手間もかかるので冷凍保管という事になります。お茶の鮮度を保ち続けるため-20℃で十分というところ、この倉庫では-30℃まで対応できるようになりました。」

システム概要

取扱物:
荒茶および商品
庫内設定温度:
-30℃
荷姿寸法:
1400W×1400D×1700H
定格荷重:
1000kg/P(最大)
保管量:
250パレット
公称トン:
1031トン
入出庫装置:
電動台車
全景

全景

冷凍自動倉庫

冷凍自動倉庫

荷捌室(+15℃)

荷捌室(+15℃)

入出庫エリア(+5℃)

入出庫エリア(+5℃)

梱包作業風景

梱包作業風景

冷凍自動倉庫

冷凍自動倉庫