INTERVIEW転職者インタビュー

すべての業務が
集約される決算開示を
通じ、世に企業の真の
価値を提供する

財務部
財務決算グループA.S.

モノ作りへの貢献を目指し、
メーカー本社の経理を志願

現在私は財務決算グループに在籍しています。関係会社から上がってきた財務諸表を確認し、それをすべて合算してIHIグループとして行う決算開示資料のとりまとめが主な業務です。

前職ではプラント工事と物流の会社に約5年勤めました。新卒時には輸出入に関わる仕事を目指し、物流に関わる仕事ができると思い入社。1年目は研修で現場に勤め、2年目に配属されたのが経理部門です。

大学ではほとんど会計を学んでいなかったのですが、実際に配属されてからお金の動きや計算に興味がわいてきました。またモノを作る現場にいたこともあり、モノ作りに必要なお金の流れを知りたくなったのです。しかし私のポジションでは、原価計算に直接触れる機会はなかったので、メーカー本社の決算部門という条件をつけて転職活動を始めました。

ちょうどその頃、IHIが本社の決算業務でキャリア人材を募集していました。あまり会社の名前に詳しくない私でも知っているほど有名な会社で、工事関係の経理知識が活きそうな業務だったのが応募の決め手です。間接的にでもモノ作りに携われるのは、私にとって大きな魅力でした。

未経験で体験した決算開示は
企業における最後の砦

実際に入社してみると、同じ経理業務のくくりでも前職とはまったく違う世界で、知識ゼロからのスタートでした。前職では現場に近い金額を生み出す側、いわゆる上流の仕事ばかりでしたが、今は最後のまとめになる下流です。決算開示は最後の数字であり、会社にとっては株価にも影響するような非常に重要な意味を持ちます。普段の職場は穏やかな環境ですが、11月に発表された第2Qの決算業務中は、グループ全体からピリピリとした強い緊張感を感じました。

一方で、初めて決算業務に触れたことで、もっとうまくできるところ、慣れたら効率よくできそうなところも感じられました。まだ割り当てられた担当に対しての質問や問い合わせも、前担当の方に確認をとりながら業務を進めている状態です。業務の理解を深め、質問にもちゃんと応えられるようにしていくのが今の目標です。

決算はすべての業務の結果が集約される、最後の砦のような存在だと思っています。決算グループ全体でも、株主へより分かりやすい情報を提供できるようにしようという動きがあります。会社の真の価値をしっかりと対外的に伝えられるよう、IHIという会社を学びながら業務に取り組みたいと思っています。

人との出会いが成長の機会。
恵まれた環境で一緒に成長を

IHIに入り、私の世界は大きく広がりました。前職では小さな支店に勤務し、非常に限られた人とだけ交流がありました。今は社内の他部署や関係会社の方とお話をする機会があります。入社してたった3か月でこれだけ多くの人と触れあえたので、2年後3年後にはもっと多くの方と仕事をしていると思います。人とふれ合うたびに成長する機会を得られる毎日は、私にとって大きなやりがいに繋がっています。

決算グループ内での人間関係も非常に良好で、魅力的な環境だと感じています。みなさん仕事に対する姿勢が真摯な上、親切な方ばかり。なんでも聞きやすい環境を作ってくれます。実は入社してから3か月の間はリモートの業務が多く、直属の上司に会う機会が無かったんです。それでも、ずっと一緒に仕事をしていたようなスムーズな関係を築いてもらっており、とても働きやすい環境であると実感しています。

こうした環境の恩恵は、挨拶や報連相がしっかりできる、社会人の基礎がある方なら誰でも受けられると思っています。ここには多くの人とふれ合い、大きく成長できる環境が整っています。大切なのは、社会人として当たり前の姿勢だけ。この環境で学び、一緒に成長できる方と一緒に働けるのを楽しみにしています。

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