転職者メッセージ

自らの思い通りにモノづくりができる。技術開発本部 総合開発センター 電機システム開発部 電子応用グループ 副主任研究員(2011年入社)井澤 敏泰

「電気系の技術者はIHIで大いに活躍できる」。面接で告げられたその言葉に惹かれた。

私は大学時代に電気電子工学を専攻し、新卒で大手計測器メーカーに入社しました。そこでは光を電気信号に変換する「光伝送器」の開発に8年ほど従事しましたが、リーマンショック後の景気低迷のあおりを受けて光伝送関連の事業から撤退することになり、それで転職を決意。それまでの私のキャリアを活かし、できれば、世の中への貢献度が大きな社会インフラに関わるモノづくりがしたいと考えていたところ、IHIが電子回路設計の技術者を募集していることを知って応募したのです。
面接では、私が配属となった電機システム開発部の部長とお会いしましたが、私の経歴に大変興味を持っていただき、「ぜひIHIで活躍してほしい。電気電子系の技術者はIHIでは希少なので、自分のやりたいように開発ができる」と熱心にお誘いを受けました。実はすでに他にも何社か内定をいただいていたのですが、その部長が私の今後のキャリアについて親身になって相談に乗ってくださって、IHIがいちばん面白そうな仕事ができそうだと感じましたし、また部長とのやりとりから人を大切にする企業だという社風もうかがえて、こちらにお世話になろうと決めたのです。

まっさらな状態から、独自の制御装置を開発。どんな設計にするか、すべて私に委ねてくれた。

写真:井澤 敏泰入社後は電気制御系の研究開発に携わり、すぐに大きなテーマに取り組むこととなりました。それまでIHIのさまざまな製品に搭載される制御装置は、社外から市販のものを調達していたのですが、それを内製化して競争力を高めようという取り組みがスタートし、そのハードウェア設計を私が担うことに。まったくのゼロベースから、IHI独自の制御装置を企画設計していくことが私に託されたミッションでした。
そもそもIHIは機械メーカーであるため、電気制御に精通した専門技術者が少なく、上司も「井澤に任せるから、やりたいことを提案してくれ」と主導権を委ねてくれました。前職では上から決まったテーマが与えられての開発でしたが、ここではまっさらな状態から自分の思い通りにモノづくりができ、それは本当にやりがいがありました。当初はすべて自分ひとりでハンドリングしていたので、社外のリソースも活用しながら開発をコントロールしていかなければならない状況で、そうした経験も私をさらに成長させてくれたように思います。そして徐々にチームが拡大し、現在は5名ほどのメンバーを率いてこの制御装置の開発をリードするポジションに就いています。

来るべきIoT時代の鍵を握るのも電気制御。自由な発想で、IHIの製品を進化させたい。

私が創り上げてきたこの制御装置は形になりつつあり、すでにグループ企業が手がける産業機械に搭載されているほか、他の製品でも検討試験が行われています。これからグループ全体に展開していくことが、いまの我々の目標です。私は前職で量産ラインの立ち上げも経験しており、IHI社内ではこうした装置の量産を手がけた人材がいないため、そこでも自分の価値が発揮できると考えています。今後、IHIの製品もIoTの流れに乗ってますます進化していくものと思われますが、それを実現していく鍵を握るのは、電気制御を究めている我々だと思っています。さまざまなセンサから取得された大容量のデータを高速に制御する装置の開発などにも取り組んでいきたいと考えています。
IHIは実はとても自由な企業風土で、やりたいことがあれば技術開発本部のトップにも直接提案できますし、認められれば予算がついて自分で好きなように開発をリードできる。特に電気電子系の技術者はいま、社内で引く手あまたな状況ですので、培ったキャリアを武器に開発したモノを世の中に送り出し、その成果をリアルに実感したいという方には、いくらでもチャンスが手に入ると思います。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。

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