転職者メッセージ

グローバルを相手に、自らの裁量で調達を担う。エネルギー・プラントセクター 工務・生産センター 調達部 発注グループ(2011年入社)引田 謙太郎

海外との取引を経験してキャリアを高めたい。それを果たせるチャンスがIHIにあった。

私は大手総合電機メーカーからの転職です。前職では原子力発電所設備の調達業務を担っていましたが、プロジェクト自体のスケールは大きいものの、個人に与えられる裁量が小さく、業務も縦割りで限られた領域にしか携われませんでした。さらに、グループ会社を介しての取引が主であったため、調達担当者が外部の取引先と接する機会はあまりなく、次第に物足りなさを覚えるようになりました。当時は「原子力ルネサンス」と呼ばれるほど原子力市場が活況でしたが、私個人としては海外のメーカーとも直に折衝してキャリアを高めたいという思いがあったので、それを実現する機会を得るべく転職を意識するようになりました。
転職にあたっては電機メーカーや自動車メーカーなども検討しましたが、最終的にはIHIの調達業務に魅力を感じて応募しました。それまで重電系の調達を手がけていた私の経験が最も活かせそうであり、また海外との取引が中心ということだったので、ここなら自分が望むキャリアが築けるに違いないと考えたのです。入社前は、IHIは歴史の古い重工業メーカーということもあって、社内はプロパー中心で、私のようにキャリア入社した者は苦労するだろうと思っていましたが、実際にはそのようなことはなく、職場にもすぐに馴染むことができました。

引合から契約条件の交渉、発注から輸送まで、主体的に仕事を動かしていく。

写真:引田 謙太郎入社後は、航空機のエンジンを転用したガスタービン発電プラント事業に関わり、その核となるガスタービンや、排熱回収ボイラなどの機器調達を担当しています。調達先はアメリカをはじめ海外のメーカーが主で、英語には多少の自信がありましたが、直取引は初めての経験であったため、慣れないうちは実務の進め方や社内システムの使い方、さらには海外の取引先に送るビジネスメールの書き方まで、直属の上司が丁寧に教授してくれました。おかげで業務に必要なスキルを短期間で習得することができました。
私が所属する調達部門では、海外調達を行う際、海外のメーカーに直接引合を出して先方と契約条件を詰めていくところからはじまることが多いのですが、単に注文書を発行するだけに留まらず、調達部門が取引先との窓口になって、海外から出荷される機器を輸送するための船舶や航空機の手配、通関の指示、そして工場や現場への納入に至るまで、関係部署と協議しながら進めていきます。それは一連の業務フローに幅広く携わるという前職では味わえなかった点であり、これにより自分の経験値が一気に高まったことを実感しています。しかも私が調達するのは、プロジェクトの受注金額の大半を占める重要な機器で、責任は大変重いものだと思っていますが、それだけに大きなやりがいも感じています。今後は、新規取引先開拓を進めるとともに、国内・海外に関わらず、最適な取引先を社内に提案してプロジェクトに貢献できればと考えています。

海外に赴く機会も頻繁。さらに経験を重ねて、プロジェクトを成功に導く人材に。

裁量を持って調達に臨めるだけに、力を尽くして成果を上げた時の喜びはひとしおです。たとえば予算が厳しい時などは、新しい商務条件と引き換えに価格交渉を行ったり、ターゲットコストを提示して、その妥当性を根気強く定量的に説明してネゴにあたることもあります。自分の熱意を先方に認めてもらって交渉がまとまった時は、本当に大きな達成感があります。
海外に赴く機会も頻繁にあり、異文化に接することで自分の世界観も大きく広がっています。いまは月に約2回のペースでアメリカ、カナダ、トルコ、オーストラリア、韓国、タイなどの取引先を訪れ、直接交渉を行ったり、発注した機器の製作状況を取引先の工場に赴いて確認したりします。更に納品後に発電所の建設現場を訪問する機会もありますが、自分が調達した巨大な機器を目の前で見ながら、現場で工事を行う担当者と意見交換し、次のプロジェクトにフィードバックしていくことで調達の質を高めていくこともできます。本当に恵まれたキャリアを重ねていると感じていますので、今後は調達できる機器の幅をさらに広げて豊富な知見を蓄え、どんな条件であろうと最適な調達を関係部門に提案し、プロジェクトを成功に導く人材になりたいと思っています。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。

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