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社会基盤・海洋事業領域

株式会社IHIインフラシステム

会社紹介

海外プロジェクト室 IZMITプロジェクト部

  • 菊地 博満
  • Hiromitsu Kikuchi

2011年入社
工学研究科 社会環境システム専攻 修了

菊地 博満

事業の概要をご説明ください。

橋梁・水門の新設工事を事業の柱としており、国内のみならず、橋梁ではトルコやベトナム、水門ではラオスといった海外においても事業を展開しています。また今後ますます重要性が高まるこれらの点検や診断、大規模な改造など、社会資本の老朽化対策・維持管理についても、これまで以上に取り組みを強化していきます。他にも、建物の免震・制振システムなど安全で安心、快適な暮らしを実現する製品の提供にも力を注いでいます。

入社を決めた理由は?

構造物の中でも橋梁は、地域の発展に大いに貢献でき、また人々の暮らしをより豊かにできるものです。私自身も出身が四国・愛媛県ということもあり、子供のころから瀬戸大橋をはじめとする本四連絡橋を利用していました。そんな背景もあり就職活動を通じて、人々の暮らしを変えることができる橋梁事業が、自分の一番やりたい仕事だと考えるようになりました。そして当社は橋梁事業で国内外に実績があり、高い技術力と豊富な人材を持っていることから入社を決めました。

現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。

トルコのIZMITプロジェクト部にて現場の施工管理を担当しており、現在は橋梁に設置される検査路などの付属物設置、架設に使用した仮設物の解体等を行っています。業務内容は、まず事前に作成された施工計画が、実際に現場で施工可能かどうか安全性や工程も考慮して検討し、資機材の段取りやクレーンの配置の確認などを行います。そして検討した施工計画で現場を進め、問題が発生した際も迅速に対応し、現場をコントロールすることが私の役割です。

やりがいを感じたエピソードや魅力を教えてください。

施工管理者として現場を任された私は、これまで現場経験がなかったこともあり間違った判断をして、周りの方に迷惑をかけたこともありました。その中で最大限自分にできることをやろうと胸に誓い、工事を進めていきました。そんな思いも通じてか職人さんたちとは時にはフォローしてもらいながら良い人間関係を築くことができ、一致団結して開通に間に合わせることができました。たくさんの人とつながって一つの目標を目指すことが、この仕事の魅力だと思います。

社風や職場の雰囲気について教えてください。

現在の現場では、日本人やトルコ人のスタッフ・関係者が一丸となり工事を進めてきました。その結果、目標としていた2016年6月30日の開通を達成することができました。しかし全てが順調ではなく、トラブルで工程が遅れることもありましたが、その都度立場や役職に関係なく、関係者同士で意見を主張しあい、最適な回答を導いていきました。組織内で建設的な議論ができるこのような風土は、この現場に限らず全ての現場・職場でも同様であると思います。

今後の目標は何ですか?

今年の9月からは国内に戻り製造部外業課への異動が決まっています。そこでは橋梁・水門の塗装業務に携わることになります。現在の部署とは業務内容が大きく異なり、また塗装に関する知識も少ないため1からのスタートとなりますが、いずれは誰にも負けない知識と専門性を身につけたいと考えています。さらにその先では塗装以外にもさまざまな業務を経験して、専門的知識だけではなく広い視野と行動力を持った技術者になることが目標です。

就職活動中の学生に向けて、IHIグループや御社の魅力をアピールするメッセージをどうぞ。

当社は2016年度上期において国内橋梁でシェア1位を達成しており、橋梁業界でトップクラスの実績があります。また海外においても積極的に事業展開を行っており、国内のみならず世界中に活躍の場があります。その中で私のように若手のころから海外のプロジェクトに携わることも可能であり、様々な経験を通じて専門的なスキルを身に付けることができます。私たちと一緒に大きな仕事(夢)を追いかけてみませんか。

菊地 博満