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産業システム・汎用機械事業

株式会社IHIスター

会社紹介

製造部

  • 長谷部 健二
  • Kenji Hasebe

2007年入社
工学部機械システム工学科 卒

長谷部 健二

事業の概要をご説明ください。

当社は1924年札幌市豊平において豊平機械製作所を設立し、創業以来農作業機械を開発・製造・営業と様々な部門が結びつき、お客さまのニーズに応えて創業90周年を迎えております。全国11カ所の販売拠点と海外進出合弁会社として2002年に上海スター(略称)を設立し地球規模での農業の発展に貢献しております。

入社を決めた理由は?

私の実家が酪農を営んでおり、子供の頃から農作業を見ていて面白いなと思ったのが農業用作業機に興味を持ったきっかけです。その中で、畑で稼働している作業機を見ると目立つのは「STAR」のロゴマーク。今思えば、近所で動いていた赤色の作業機はほとんどSTARだったのではないでしょうか(現在、STARのカラーは緑になっていますが…)。慣れ親しんだ農業、機械に関わりたいと考えたことで、入社を決めたことも自然な流れでした。

現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。

入社当時は製造部門に所属、その後、開発部門へ異動となり、現在は再び製造部門に所属しています。その中で、加工部門の管理方法の検討を主に行っています。当社の加工工程は、プレス、機械加工、溶接があり、すべての工程が繋がっています。システムで出た作業指示品目を、どの順番で、いつ取り掛かるかを工場全体に開示し、「見える化」による管理ができることを目標にしています。現場の仕事量に応じ、内外作の対応も行っています。

やりがいを感じたエピソードや魅力を教えてください。

当社の製品はほとんどが板金加工もので、その加工工程の上流にあるのがレーザー加工です。そのレーザー加工プログラムの作成業務を行っていた時期がありました。プログラムは、いかに材料の無駄をなく、オペレーターが扱い易いものを作成するかが重要です。改善点などを見つけ、より良いプログラムができた時にはやりがいを感じたこともありました。プログラム一つで、加工コストや現場の流れが変わることもあり、とても面白いものです。

社風や職場の雰囲気について教えてください。

当社は農業用作業機メーカーとして歴史があり、古いものから新しいものが混ざりあった会社です。昔ながらの職人技が冴える製品もあれば、最新の加工設備が並んでいる工場。皆が仲間という雰囲気が広がっています。職場に関しては、他部門の仲間も一緒のフロアで仕事に取組み、コミュニケーションが取りやすい環境になっています。工場への出入りも多く、事務所の穏やか空気と工場のせわしない空気の両方を感じることができます。

今後の目標は何ですか?

技術者として、あらゆる「現場」から認められる存在になりたいと考えています。現場というのは工場であったり、お客さまであったりさまざまです。自分本位にならず、相手のことを考えた取り組み方ができれば、良いモノを作ることに繋がるはずです。今まで、さまざまな形でモノ作りに携わっていることは良い経験となっており、これからも積極的にモノ作りに関わっていき、そのためにも広い視野を持った人間になることを目指しています。

就職活動中の学生に向けて、IHIグループや御社の魅力をアピールするメッセージをどうぞ。

IHIと言えば航空宇宙、STARと言えば農業用作業機と連想されるように、モノ作りができる会社としては良い選択肢になるかと思います。当社の最大の特長として、開発から加工、組立、出荷まで一連の流れを一つの敷地で集約していることが挙げられます。さらに、海外市場に向けた取り組みも盛んに行っており、国内外問わず、活躍できる可能性が有ります。いろんな分野の仲間達とともに、モノ作りを楽しむのも良いのではないでしょうか。

長谷部 健二

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