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社会基盤・海洋事業領域

株式会社IHIインフラシステム

会社紹介

事業戦略本部 プロポーザル部 技術グループ
(取材当時:橋梁技術室 設計部 設計第1グループ)

  • 永山 隼
  • Shun Nagayama

2013年入社
工学研究科 総合工学科専攻 修了

永山 隼

事業の概要をご説明ください。

橋梁・水門の新設工事を事業の柱としており、国内のみならず、橋梁ではトルコやルーマニア、バングラデシュ、水門ではラオスといった海外においても事業を展開しています。また今後ますます重要性が高まるこれらの点検や診断、大規模な改造など、社会資本の老朽化対策・維持管理についても、これまで以上に取り組みを強化していきます。他にも、建物の免震・制振システムなど安全で安心、快適な暮らしを実現する製品の提供にも力を注いでいます。

入社を決めた理由は?

もともと橋梁に興味があり、大学での研究内容も橋梁に関するものでした。私の考える橋梁の魅力は、その地域の風景になり得るほどの大きさとその存在感にあると思います。しかし、国内では主要な長大橋は概ね完成しており、私の当時思っていた魅力ある橋梁工事ができない可能性が高い状況でした。そこで今後長大橋を架ける可能性が高い海外でも事業を行っている橋梁メーカーに就職したいと考え、入社を決めました。

現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。

主に橋梁の設計業務を担当しています。設計の仕事は、お客さまとはもちろんのこと、社内の製作部門、建設部門とコミュニケーションを上手くとり連携して進めていくことが重要な仕事です。
一般的な「設計」のイメージとは少し異なるかもしれませんが、作成した図面の構造が実際に工場で作ることができる構造となっているか、現場で安全に架けられる構造なのかを他部門と連携して照査、検討していくことが私の仕事です。

やりがいを感じたエピソードや魅力を教えてください。

橋梁完成までには紆余曲折ありますが、「机上で描いていた図面が工場でかたちとなり、現場でそれを架けることで橋梁となる」その一連の流れを自分の目で確かめながら「橋を架ける」という共通目標に向かって周りと協力して仕事ができることにやりがいを感じます。
また、担当した橋梁を実際に渡ることで達成感が味わえることも大きな魅力だと思います。

社風や職場の雰囲気について教えてください。

若手のうちから機会を与えて技術者として育てることを考えていることが当社の特徴だと思います。
特に大きな仕事や海外の仕事に携わることを積極的に進めており、私自身も入社2年目からトルコのIZMIT湾横断橋建設工事に携わりました。大きな仕事をやる中で自分の力不足を感じることもありますが、上司や先輩に相談しやすい雰囲気があるので、問題に当たっても周りと協力して乗り越えられる職場だと思います。

今後の目標は何ですか?

現在の目標は、架設する地域や国のランドマークとなるような橋梁の工事を最初から最後まで携われるような技術者になることです。目標達成のためには、設計的な知識のみではなく、工場や現場に関する知識の習得も不可欠だと思います。これからの業務を通してそれらの知識を吸収し自分の力にしていきたいと思います。
最終的には "橋梁のことならアイツに聞けば分かる" と言われるようなゼネラリストになりたいと思います。

就職活動中の学生に向けて、IHIグループや御社の魅力をアピールするメッセージをどうぞ。

橋梁ほど全景を一望できる大きな構造物は他にはありません。また、その建設に携わって得られる達成感はひとしおです。国や地域、文化の発展に貢献するような橋梁を我々と一緒に作っていきませんか。
当社には、国内のみならず世界中に活躍の場があります、若手の頃から積極的に活躍の場を与える環境もあります。自分の力を国内外問わず発揮してみませんか。一緒に働ける日を待っています。

有賀 寛純