産業用ボイラの設計、製造、据付、販売、メンテナンスを行うボイラーメーカーであり、IHIグループの一員です。ボイラは食品工場や化学プラントなどの製造工程で熱源として使用されたり、官公庁や学校、空港施設などのビル施設では冷暖房や給湯用の熱源として使用されています。
元々「環境エネルギー」分野に興味があり、大学でもそのような分野を専攻していました。また自分でデザインしたものが形になる「設計」の仕事に興味があり、「環境エネルギー」と「設計」というキーワードから当社がヒットしました。当社を調べていくと、長年蓄積されてきた技術の蓄積があることが分かり、その技術を自分が吸収し、そのスキルを活かして環境エネルギー分野で社会に貢献したいと思い入社を決めました。
当社の中型ボイラ（炉筒煙管式ボイラ）の設計業務を担当しています。
普段の業務としては、見積に関して特殊仕様の工事金額を算出したり、受注工事に関してはお客様のご要望どおりとなるよう、設計担当としてボイラのスペックをアレンジし、営業や製造部門に提案、協議しながら各種図面を調整していく仕事です。
その他の業務としては、お客様や営業、メンテナンスの社員などから技術的な問合せを受け、それに対して回答したり時にはアドバイスする相談業務も担当しています。
初めて自分の担当案件として設計を任されたとき、ボイラの製作図などを自ら調整しました。また、実際に工場でその出来栄えを見に行きながら（そこで配管が干渉するというミスも判明しましたが）、各種製造工程で工場の製造担当者や、設計部門の上司から自分のミスに対して一緒に考えていただきました。そして最終的に完成したボイラを見て、全て自分でプロデュースした成果を肌で実感し、感激したことを覚えています。そのような経験から設計業務の難しさだけでなく、課題を解決していく面白さを実感しました。記念すべき自分の第一号ボイラは、官公庁の関連施設に納入され、いまも活躍しています。
所属グループでは効率よく仕事をすることを掲げていて、与えられた時間でより効率よく仕事をこなすことを心がけています。分からない時はいつでも上司や生産管理部門の担当者と気軽に相談でき、話しやすい雰囲気です。
また、今年は新型コロナウイルスの影響で実施していませんが、レクリエーションとしてはビアガーデンやボーリング、さらには地域行事のボートレース「ペーロン」祭もあります。
技術者として第一人者になることです。当社のベテラン社員のように当社社員やお客様、代理店など多方面から頼りにされ、聞かれたことには全て的確に答えられる、そういう技術者になりたいと思っています。
環境エネルギーに興味がある人で、そういった関連製品を作って、社会の役に立ちたいと思っている人にぴったりの仕事だと思います。
また長年蓄積された技術力を自分のモノにして、自分でカタチにしていきたいという人にも非常に向いていると思います。
