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資源・エネルギー・環境 機械・航空系

大野拓郎

エネルギー・プラントセクター
プロジェクトセンター
原動機PJ統括部 PJグループ
2008年入社
機械システムデザイン専攻 修了

大野拓郎

ガスタービン技術を極め、世界の頂点へ。

大野拓郎

ジェットエンジンを転用したガスタービン火力発電プラント。

ジェットエンジンを発電に用いる航空転用型ガスタービンを主機とした火力発電プラントの基礎設計を行っています。顧客が求める発電量・蒸気量をもとに敷地や設置条件を考慮しながら、稼働に必要な燃料・水・空気・油量を算出し、設備機器や仕様などを確定して全体計画をプランニングするのが基礎設計。この設計次第で契約が結べるか決まるため責任は重大です。契約締結後は設計が本格始動。プラントづくりは、ガスタービンを中心にボイラーや配管設備などのグループごとに担当が分かれており、その取りまとめ役も担っています。
私たちの部署が主に扱うのは、工場や独立系発電事業者を中心とした自家発電用プラントです。電力会社などの事業用火力発電プラントに比べると規模は約1/10程度ですが、ガスタービン(LM6000)1基で約20,000世帯分の電力を補う供給力があり、それを考えると、大きな使命感と同時にプレッシャーを感じずにはいられません。

最短で最高の対処法によりトラブルを早期に克服。

これまで数々のプラント事業に関わってきた私の経験をもとにIHIの魅力を語るならば、それは問題解決力の高さといえるでしょう。社会インフラとして大勢の人々の暮らしを支える発電プラントの役割は、決して止まることなく安全に電力を供給し続けること。それでも何らかのトラブルが発生してしまった場合は一刻も早く対応し、迅速に問題解決を図らなければなりません。プラント部品は数えきれないほど多くの部品で構成されているため、深刻な破損・故障のケースでは、一般的には2〜3ヵ月の稼働停止を覚悟することもあります。そんな場合でもIHIでは全員一丸となって全力で対応。話し合いを重ね、緻密に手分けし、考えうる最短で最高の対処法を駆使して1日または2日で修復を完了しています。これまでの経験上、不可能な修復はなく、頼れる技術スタッフが揃っています。これも、モノづくりに重点を置くIHIの技術力の高さの証だと思います。

大野拓郎

大野拓郎

需要が見込める海外市場をさらに攻め、世界のトップ企業をめざす。

以前は海外のプラントを中心に基礎設計を担当していました。すでにオーストラリアに進出しており、また、主力製品のLM6000においては国内よりもタイのほうが納入実績は多い状況です。今後、IHIが火力発電プラントの売上を伸ばしていくうえで、海外はまだまだ需要が見込める重要な市場。今よりもっと人材が必要になってくること、そして技術力の向上も大きな課題です。
IHIのジェットエンジン技術は国内No.1ですが、世界レベルで見るとまだ上をめざせます。私もエンジニアである以上、既存の技術ならばその頂点をめざし、新しい技術なら他を圧倒するモノを創りたいという想いを抱きながら、定年になるまでには、IHIを世界トップのガスタービン火力発電企業にするのが目標です。そのためにも、まずは私自身が誰にも負けない知識と技術を身につけていきます。

就活中の学生へのメッセージ

就職活動では、まず自分を改めて見直し、自分の希望を見極めることが大切です。そして、自分がぜひ働きたいと思える会社に出会うこと。自分に一番合った仕事をぜひ追い求めてください。

大野拓郎

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