社員紹介 PEOPLE

社員一覧へ

管理

飯田裕介

車両過給機セクター
管理部 計画グループ
2007年入社
政治経済学部 政治学科 卒

飯田裕介

世界を代表するターボブランドに相応しい、経営管理体制の構築を目指す。

飯田裕介

車両過給機セクターの業績をリアルに把握する責任あるセクション。

私が担当している業績管理の主な業務は、大きく分けて2つあります。1つが「経営計画の編成」です。ここでの経営計画とは、売上、粗利、人員、部署別の予算、支出入といった数値の積み上げのことを指します。各部門と議論や調整を重ね、事業を円滑に進めるために最適な計画を取りまとめる業務です。その意味では、各部門との連携や調整、情報収集などで、社内のみならず国内外の関係会社まで飛び回ることが多いので、管理部門はデスクワーク中心というイメージからはかけ離れているかもしれません。もう1つが「業績の取りまとめ」です。車両過給機セクターの毎月の売上や利益を集計し、目標数値との差異があれば原因を分析して問題点を掘り下げ、改善策の提言まで行います。数字だけ見ても浮かび上がってこない問題を発見し、経営層に事業の実態を伝えることが重要です。いずれにせよ、業績管理は経営に直結する重要な機能の1つです。また私の所属している部門は、国内だけではなく海外関係会社の業績管理まで行っているため、IHIのグローバル感を肌に感じることができます。問題意識や興味の持ち方次第で新しい発見や学びが得られる部分に、この仕事の面白味を感じています。

ドイツへの海外出張経験が、世界に視野を広げるきっかけに。

私の入社時の所属は車両過給機セクターの営業部でした。その後入社4年目に、現在の管理部計画グループに異動になり、現在の業務を担当することになりました。異動になった私は当時、自分が管理担当になることを考えていなかったので多少戸惑いましたが、実務に関わるうちに少しずつ興味を覚えていきました。その中でも特に印象に残っているのが、入社6年目のドイツの子会社への出張です。財務担当窓口であるドイツ人の方と仕事をさせてもらい、その方の資料・データの扱いや数値の分析、他部署との連携の取り方などの能力の高さに驚き、業務を進める上でのテクニックを多岐にわたって教えてもらいました。現在の私の仕事における基本的な部分は、このドイツ出張で学んだと言っても過言ではありません。こうした方々がグローバルに展開するIHIを支えているということを知る良い機会であると同時に、自分の業務を改めて見直す良いきっかけだったと感じています。

飯田裕介

飯田裕介

個の力を集約し、共有することが、IHIグループ全体の財産になる。

現在、車両過給機セクターは世界中で順調に業績を伸ばしており、世界No.1のターボメーカーを目指しています。とりわけ欧州におけるIHI製ターボの売上高は、すでに日本の売上規模を越えています。世界的に環境負担の軽減、省エネ性への関心が高まる中、高効率で信頼性の高いIHI製ターボチャージャーは、IHIのグローバル化に貢献する重要な製品です。これからの管理部門に求められるのは、世界を代表するターボブランドに相応しい一流の業績管理です。ビジネスフィールドを広げれば、国内外の関連会社が増え、事業規模も大きくなります。事業全体を把握する業績管理の重要性も増していくことでしょう。自分自身のスキルアップはもちろん、一人ひとりが培ってきたノウハウを蓄積し、共有していけば、グループ全体の財産になると考えています。グローバル化というと対外的な面がクローズアップされがちですが、強固な社内体制があるからできること。そうした取り組みが、これからのIHIを支えていく力になると信じています。

就活中の学生へのメッセージ

過去よりも未来が大切だということです。今見えているものが全てではありません。自己分析や学生時代に経験してきたことよりも、むしろ、その企業に入社して何がしたいのか、今後どう変えていきたいのかということをもっと考えてほしいと思います。今の自分にできることやアピールできる経験がないことを悩む必要はありません。今あることよりも、その先を見据えた考え方で就職活動を頑張ってください。

飯田裕介

社員一覧へ

Page Top