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法務

伊奈枝里子

法務部
事業法務グループ
2013年入社
法学部 地球環境法学科 卒

伊奈枝里子

常に意識すべきなのは、ビジネス推進の助けとなること。

伊奈枝里子

契約書のチェックでリスクを回避し現場の社員に自信と安心を提供する。

私の所属する事業法務グループでは、事業部・セクターからの依頼を受けて契約書チェックし、リスクを減らすための修正を提案したり、営業担当者や技術者といった契約に関わる社員向けの法務教育などを担当しています。グループ内は担当する事業部・セクター別に2つのチームに分かれており、私は航空宇宙事業本部、車両過給機セクターや原子力セクターなどを担当するチームに所属しています。法学部出身とはいえ、この仕事で必要な法律の知識は十分ではなく、法務部配属と聞いたときには正直、自分に務まるのかと不安に思いました。ただ実際には営業や技術部門から法務部に異動してくる社員も多いため、日々の仕事に加え、週数回開かれる若手・転入組向けの勉強会などを通じてみんなで知識を身につけています。法務部の仕事はビジネスにおけるリスク防止機能と言えます。例えば、営業担当が認識していなかった契約上のリスクを私たちが事前に見つけてアドバイスした時などは、役職に関わらず感謝されることも多いです。私たちの役割は、ビジネスの最前線を支援すること。長期にわたる大きな契約を結ぶときなど、現場の担当者には不安があるものです。その不安を預かり、現場の社員たちが自信を持ってビジネスに専念できるようサポートする、頼れるパートナーでありたいと思っています。

事業部・セクターとの密なコミュニケーションで案件ごとに柔軟に対応。

まだ入社2年目ですが、日々の仕事を通して、法務には柔軟な対応力が必要だとわかってきました。例えばあるサービスを提供する契約があったとして、目的は同じでも、相手先や取り巻く状況によって強く出るべきか、あえて控えめに対応すべきかが変わってくるのです。リスクが大きいから契約条件を変更すべきだと頑なに主張するだけでは、私たちがビジネスの足枷にもなりかねません。だからこそ、個々のビジネスを担う事業部やセクターと密なコミュニケーションを取ることが大切です。製品のこと、取引先や業界のこと、事業部としての考えや契約の背景までを理解しなければ適切なアドバイスはできません。上司からも「自分たちにとっては社員がクライアントであり、現場が仕事を進めやすいよう協力するサービス部門なんだ」とよく言われています。問題があるなら、どうすれば解決できるか、一歩踏み込み、事業部・セクターと一丸となって考えることが大事だと肝に銘じています。

伊奈枝里子

伊奈枝里子

法務の知識を活かして他の様々な仕事にも挑戦したい。

まずは法務の知識をしっかりと身につけた上で、それを活かしながら様々な仕事に挑戦するのが今後の目標です。法務の知識やスキルは、他の職種でも活用できるものだと考えています。例えば営業の仕事でも、契約上のリスクを早い段階で発見して回避できたり、自分なりの考えを添えて法務部に相談することで、商談をまとめるスピードは確実にアップすると思います。また、様々な事業部・セクターの案件に携われるところは、法務部の魅力の1つです。IHI本体に限らずグループの支援にも広く力を注いでいるので、自らが専門的な知識を身に付け、高めることができればそれだけ活躍の幅を広げることができると考えています。法務の知識・スキルを原点に、今後様々な職場・製品・ビジネスを知り、IHIグループ全体を理解し成長に貢献していきたいです。

就活中の学生へのメッセージ

就職活動では、軸を決めたらあとは柔軟に、様々な会社や職種の人から話を聞いた方が良いと思います。私自身も、いろいろな可能性を探らなかったため就活で苦労したのですが、後輩の話を聞いていても「特定の会社にこだわりすぎでは」と思うことがよくあります。IHIに入社して感じたのは、周りの方たちが優しくて、若手を育てようという雰囲気に満ちていること。質問すれば誰一人として面倒がらず、自分の手を止めて教えてくれます。だからこそ、期待に応えて早く成長しなければという気持ちにもなるんですよね。

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