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2014年12月04日 日本初、予混合・希薄燃焼式による低速2ストローク デュアルフュエルエンジン“X-DF”を受注しました。

当社は、Wärtsilä Switzerland, Ltd(以下、バルチラ)経由で、トルコの造船所Besiktas Gemi Insa A.S.(以下、Besiktas)が建造するアスファルトタンカー向けに、新モデルとなる“5RT-flex50DF”1台+オプション1台を受注しました。
本エンジンは2015年秋よりトルコへ順次出荷され、その後もBesiktasでは連続建造が計画されています。 今回受注した5RT-flex50DFは、新商品の「X-DF」シリーズであり、日本で初めて製造する予混合・希薄燃焼式デュアルフュエルエンジンです。

6RT-flex50DFX-DFエンジンは、当社とIHIおよびバルチラの3社が協力して研究・開発したもので、重油のみならず、天然ガス(LNG)を燃料として使用できるデュアルフュエルエンジンです。予混合・希薄燃焼技術を採用することにより他社製品との差別化を図っています。

 

その大きな特長は、

  1.  ①排ガス後処理装置を必要とせず、エンジン単体でNOx3次規制値を満足できる。
  2.  ②低圧ガス供給により安全、且つ初期設備投資費用やオペレーション費用を大幅に低減できる。

 

近年、欧米諸国では、地球環境保全を目的に従来の重油から天然ガスを主機の燃料として使用することが注目されています。海外の造船所では、LNG運搬船だけでなくコンテナ船やタンカー等にデュアルフュエルエンジンの導入を積極的に進めており、日本で建造する船舶にもその導入が検討され始めています。
このような天然ガス焚きに対応するデュアルフュエルエンジンは、世界的に普及することが大いに期待されています。

 

当社は今後もバルチラとの強固な技術協力関係を維持し、デュアルフュエルエンジン「X-DF」のさらなる性能、信頼性、安全性を図っていきます。 W-DF