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タンカーって何?
タンカーは、内部に備えている大型のタンクで液体を運搬する船舶のことです(厳密には、飛行機も含まれます)。何を運搬するかによって、原油タンカー(原油を運搬)、LNGタンカー(液化天然ガスを運搬)、プロダクト・ケミカルタンカー(軽油、灯油等の石油精製品、化学物質を運搬)などと区別して呼びますが、単にタンカーと呼ぶ時は、通常、原油タンカーを指しています。

日本は石油消費量の90%を中東の産油国に頼っています。タンカーは、私たちの生活に欠かすことのできない電気やガソリンのもとになる原油を、約3週間かけて、日本から1万2000km離れた国から運んでくるのです。
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タンカーの大きさや石油の積載量は?
現在主流の30万トン型タンカーは、全長333m、幅60m、深さ29mあり、長さはちょうど東京タワーの高さと同じです。また、1隻のタンカーが運ぶ平均的な石油の量は約35万キロリットルで、25メートルプールに換算すると、なんとその1000杯分にも相当します。
タンカーの大きさは?
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タンカーの中はどうなっている?
タンカーは、一度に大量の原油を運べるようにするため、その中には巨大なタンクが埋め込まれています。

タンカーの中とダブルハル

船体の外板がそのままオイルタンクの壁面になっているものを「シングルハル」、オイルタンク壁面の外側に船体の外板があり、壁面が二重構造になっているものを「ダブルハル」といいます。
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シングルハルとダブルハルの違い
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船はどうやって造る?
船には、タンカー、LNG船、コンテナ船など、用途によって様々な種類がありますが、そのほとんどは、以下に示す流れに従って造られていきます。
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船の種類
大型タンカー(VLCC)  浮体式LPG生産貯蔵積み出し設備
大型タンカー(VLCC)  浮体式LPG生産貯蔵積み出し設備
世界各地から石油を運ぶための船がタンカーです。1隻のタンカーで、25mプール約1,000面分もの石油を運ぶことができます。  油田から産出する随伴ガス(原油産出時に発生するガス)を洋上で分離・冷凍・貯蔵し、LPG(プロパン、ブタン)として積み出しを行う設備です。
標準型バラ積み船  艦艇
バラ積み貨物船  艦艇
穀物、鉱石、石炭、木材、スティールプロダクトなどを輸送する貨物船です。  索敵(さくてき)・攻撃・防御機能を備えた護衛艦のほか、掃海艦、輸送艦、補給艦といった軍事用の船舶です。
コンテナ船  大型カーフェリー
コンテナ船  大型カーフェリー
世界中から様々な荷物を運ぶ船です。  12mトレーラー約190台を搭載し、約900人の旅客が乗船できます。波に対する安定性、快適な居住性と豪華な内装が特長です。
浚渫兼油回収船  海洋気象観測船
浚渫兼油回収船  海洋気象観測船
通常は関門国際航路等の維持・浚渫(しゅんせつ)作業を行い、油流出等の緊急時は、西日本の海域を中心に油回収作業を行います。  天気予報のための気象観測を行う船です。北太平洋を舞台に、地球の気象の変動を観測・予測しています。
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豆知識
■なぜ日本の船には「丸」がついていることが多い?
船の名前は、進水式に先立って行われる命名式で、船主によってつけられますが、日本の船の多くは、名前の末尾に「丸」の字を含んでいます。

では、なぜ船名に「丸」をつけるようになったのでしょうか?
  1) もともと自分を指す意味で用いられていた「麿(まろ)」が、自分にとって大切なもの(刀、飼い犬など)にもつけられるようになり、さらに「麿」が「丸」に転じて、船にも使われるようになった。
  2) 古くは「問屋」のことを「問丸」と呼び、問屋の船に「丸」をつけるようになった。この命名法が、他の船にも波及した。
  3) 城の建物を呼ぶ際に広く使われていた「丸」(「本丸」「一の丸」など)が、船にも使われるようになった。
など、様々な説があります。しかし、いずれも決定打に欠け、「この説が正しい」とは言えないようです。

ただ、明治時代に制定された法律の中で、新しく建造された船の名前には「丸」をつけるのが望ましいと推奨され、これ以降、「丸」を含む船が多くなったことから、明治期に定められた法律が大きなきっかけになったことは間違いないようです。
出光丸
最近、名前に「丸」を含まない船も見かけるようになりましたが、今でも「丸」を好む船主が少なくありません(写真は30万トン型タンカー「出光丸」)。
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IHIの船舶技術
舶用ディーゼル
舶用ディーゼルIHIは、船舶用エンジンでは艦艇、高速船用のガスタービンや、中低速の大型ディーゼルエンジンを供給しています。中でも「DU-WÄRTSILÄ型6RT-flex50ディーゼルエンジン」は燃料噴射を従来の機械制御から電子制御に変更した新開発エンジンで、最適な燃焼により環境負荷低減の面からも高く評価されています。また、「DU-S.E.M.T.ピールスティック型ディーゼルエンジン」は、大型フェリーや客船の主機関として使用される4サイクルの中速エンジンです。
二重反転プロペラ
二重反転プロペラプロペラが回転する際に発生する回転流で、反転する後方のプロペラを回し、船の推進エネルギーに変える。古くから知られるこの原理を実用化したのが二重反転プロペラで、回転流という、これまで利用できなかった隠れたエネルギーを効果的に利用する技術です。二重反転プロペラの採用により、15%の省エネと環境汚染につながる排ガスの量を減らすことができるようになりました。
舶用デッキクレーン
舶用デッキクレーン使用される航路および積荷が多岐にわたるばら積船や一般貨物船等に装備され、積み下し荷役にあたります。
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Copyright
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タンカー
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