ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

世界最大推力の民間航空機用ジェットエンジンの開発が完了 ~B777長距離型搭載用「GE90-115B」が型式証明を取得~

-2003年8月7日-

プレスリリース

 石川島播磨重工(IHI)が開発に参画している民間航空機用ジェットエンジン「GE90-115B」の型式証明が、米国連邦航空局(FAA)から、このほど、交付されジェットエンジンとしての運用が正式に認められることになりました。
 本エンジンは、米国GE社を中心に1999年に開発が開始され、IHIのほか、仏スネクマ社、伊フィアット社が()RSPとして参加している国際共同開発事業です。本エンジンは、推力が世界最大の11万5,000ポンドに達し、エンジンを正面から見た直径の最大は135インチ(約3.4m)であり、大きさにおいても世界最大のエンジンです。現在ボーイング社で開発中のB777の長距離型2機種に搭載されることが決まっています。従来のB777は、GE社に加え、英ロールス・ロイス(RR)社、米プラット&ホイットニー(P&W)社の3社のエンジンから選択でき、競合していましたが、長距離型2機種には、本エンジンが独占的に搭載されます。
 B777の長距離型は、長距離のノンストップ便を求める旅客の需要に対応するためにボーイング社が開発を進めている航空機です。長距離型の一つ「B777-200LR(Long Range)」はこれまでの航空機で航続距離が最も長く、東南アジア~北米などの長距離ルート、一方の「B777-300ER(Extended Range)」は東京~北米/ヨーロッパなどのルートが想定されています。エンジンの燃料消費率向上に加え、エンジンが双発であるため運航コストが4発機と比べ低減できるなどのメリットがあり、B747旧型機の代替需要が期待されています。
 IHIは、低圧タービンブレード、ディスク、シャフトなど、エンジンにとって重要な回転部品を担当しています。低圧タービンブレードに関しては、重量およびコスト低減のため最新空力設計を用い、ブレードの枚数を約10%低減させた新設計となっています。またシャフトに関しては、トルク伝達能力向上のため、強度を約10%向上させた新素材を適用しています。
 「GE90-115B」が搭載される「B777-300ER」の初号機は、2004年4月に仏エールフランスに引き渡される予定です。また、本エンジンが搭載されるB777長距離型は、エールフランスのほか、日本航空、全日空、エヴァ航空(台湾)、米GECA、米ILFC、パキスタン国際航空、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)などから66機の注文を受けています。
 本エンジンは、今後20年間で約1,100台の需要が見込まれており、IHIは、同エンジンに関する自社の総売上高を約2,500億円と予想しています。
 IHIは、今後とも、民間エンジンの国際共同事業を通じて、ジェットエンジン事業の拡大を図っていく方針です。

RSP(Revenue Sharing Partner)… 開発作業の一部を担当し、その割合に応じてエンジン及びスペアパーツの販売収入を得る
  方式(収入配分方式)の事業参加者。



TOPへ戻る

サイトのご利用案内ここまでです。