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中国に汎用コンプレッサの合弁会社を設立 ~中国市場への本格参入と部品調達拠点の確保を目指す~

-2004年03月30日-

プレスリリース

 石川島播磨重工(IHI)は、2004年4月末を目途に汎用コンプレッサ(圧縮機)の設計、製造、販売、アフターサービスを行なう合弁会社「IHI寿力圧縮技術有限公司」を中国の大手汎用コンプレッサメーカーのサルエアアジア社(深セン寿力亜州有限公司、英文名:Shenzhen Sullair Asia Industrial Co.Ltd.)と共同で中国の江蘇省蘇州に設立します。
 
 合弁会社は、2004年から操業を開始し、中国市場へ独自に販売活動を行なうほか、IHIおよび米国でコンプレッサの製造販売を行なっている米国サルエア社への部品供給もおこないます。同社には、IHIの汎用コンプレッサの製造を担当している石川島汎用機械(IHK)も出資し、事業に参加します。
 
 合弁会社で扱う製品は、汎用コンプレッサのなかでも高い技術を要するターボコンプレッサ()です。ターボコンプレッサは、インペラという回転翼が高速回転することにより空気を圧縮する機構で、スクリューコンプレッサと比べ消耗品が少なく、メンテナンス費用が低減されることが特徴です。IHIの汎用ターボコンプレッサである「Txコンプレッサ」は、IHIが独自に開発し、1994年に販売を開始して以来、現在までに1000台以上を国内外に販売しているベストセラーのコンプレッサです。IHIは、ターボコンプレッサでは、国内トップのメーカーであり、国内市場では、約6割のシェアを占めています。
 
 現在、中国の経済成長は、めざましいものがあり、工場の建設ラッシュに伴い、コンプレッサの需要も急速に拡大しています。IHIは、これまで中国市場への販売を現地の代理店を通して独自におこなっていましたが、現地販売とサービス網の確保およびコスト競争力の観点から、中国市場に精通した販売力のある会社との合弁事業を検討してきました。
 また、サルエアアジア社は、コンプレッサのなかでも需要が増大しているターボコンプレッサの販売を希望しており、技術力のあるターボコンプレッサメーカーとの合弁事業を摸索していました。この度、お互いの要求が合致し、合弁会社設立にいたったものです。
 
 合弁相手のサルエアアジア社は、中国に本社をもつコンプレッサの専門メーカーでありますが、米国ユナイテッドテクノロジー(UTC)グループ傘下の会社であり、ジェットエンジンの分野では、UTCグループとは従来から付き合いがありました。
 
 IHIは、合弁会社を通じて中国市場へ本格参入するとともに、合弁会社から部品を調達し、中国以外の市場においてもコスト競争力も高めていきます。
 新会社の目標は、設立後5年目の2008年には、生産台数250台、売上高約50億円を計画しています。
 IHIは、昨年6月にターボコンプレッサの技術供与をドイツのアルプ社(Alup Kompressoren GmbH)におこない、欧州での販売権を付与し、欧州への進出を開始しました。同機種の高い技術力と省メンテナンス性のメリットを活かし、今後とも積極的な営業展開を図っていきます。

<新会社の概要>
社   名 IHI寿力圧縮技術有限公司
本社・工場 中国江蘇省蘇州 蘇州工業園区
代 表 者 董事長はサルエアアジア社から、総経理はIHIから選任
資 本 金 約7億4千万円
出資比率 IHI38.5%、IHK12.5%、サルエアアジア社49%
設立年月日 2004年4月末(予定)
従 業 員 2004年 36名、2008年 145名
事業内容 汎用ターボコンプレッサの設計、製造、販売、据付け、アフターサービス

 
  ターボコンプレッサ・・・吸入された空気に、装置内のインペラ(回転翼)が高速回転することによって運動エネルギーを加え、空気の圧力を高める仕組みのコンプレッサです。一方、スクリューコンプレッサは、ロータと呼ばれるオスの歯とメスの歯が合わさる隙間の体積を小さくして圧力を高めます。スクリューコンプレッサは、ロータが摩擦で消耗し、定期的な交換などのメンテナンスが必要となりますが、ターボコンプレッサはその必要がありません。
 また、一般的にスクリューコンプレッサは、ロータの摩擦を低減させるため潤滑油を必要としますが、ターボコンプレッサは、潤滑油を使用する必要がなく、環境への影響が少ないことも大きなメリットとなっています。

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