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米国・カリフォルニア州「カルキネス橋」が完成 ~米国で約40年振りの長大吊り橋~

-2003年11月7日-

プレスリリース

 米国で約40年振りとなる吊り橋型式の長大橋、カリフォルニア州サンフランシスコ湾のカルキネス橋(中央径間728m、全長1,515m、幅27.2m)の新設工事全体がこのほど完了しました。同橋の開通式典は、カリフォルニア州・デービス州知事他の出席のもと、現地時間の11月8日に行われます。

 IHIは2000年3月、「FCI Constructions, Inc.(米国)」と、Cleveland Bridge(英国)の現地法人「Cleveland BridgeCalifornia, Inc.(米国)」の2社JV(共同事業体)から、同橋の新設工事向けに補剛桁1万トン強を受注し、IHI愛知工場(愛知県知多市)にて製作、本年3月に現地への海上輸送および引渡しを完了しました。カルキネス橋は1927年の架設以来、サンフランシスコ湾を跨ぐ交通の大動脈としての役割を担っていましたが、サンフランシスコ地域の橋梁インフラに対する耐震補強プログラムの一環として、カリフォルニア州政府が旧橋に代わる吊り橋の新設を決定したもので、日本メーカーによる米国の大規模橋梁工事への参加は、ルイジアナ州ミシシッピ川に架かるルーリング斜張橋以来20年ぶりのことでした。今回のカルキネス橋工事の特徴は以下のとおりです。

1.厳しい客先品質要求を満たす大ブロック製作を実現:
 仮組み・歪み取り等を含む、大ブロックの製作過程において、日本とは異なる米国独特の品質要求がありましたが、IHIは、研究所を含めた自社のエンジニアリング能力を結集し、客先の全ての厳しい要求を満たし、高い評価を得ました。

2.大ブロックを工場で製作することにより架設現場での作業量の大幅削減を実現:
 IHI愛知工場にて大ブロック(長さ50m/幅30m/高さ3m/重量約600トン)を組み立て、そのまま現地に海上輸送・搬入しました。通常の橋梁輸出では、工場にてパネルまでの製作を行い、大ブロックの組み立ては現地で行いますが、カルキネス橋では、その工程を全てIHI愛知工場で行うことにより、安定した品質を確保すると共に、現地での作業量を大幅に削減し、工期短縮に大きく寄与しました。

3.大型船による複数の大ブロック一括輸送で、輸送効率の大幅改善を実現:
 一般的に、大ブロックの輸送では輸送効率が著しく低下しますが、今回は約600トンの重量のブロックを8個同時に同一の大型船で運ぶことにより、輸送効率を大幅に改善しました。IHIは輸送時の船の安定性の問題等、新たな技術的課題をひとつひとつ解決し、上記一括輸送を実現しました。

IHIはこれまでに米国向けには、上述のルーリング斜張橋をはじめとする長大橋梁等、合計20橋以上の納入実績を誇っていますが、今回のカルキネス橋完成を契機に今後も米国内において橋梁のさらなる拡販を図り、本年7月末にカリフォルニア州に設立した橋梁の営業拠点「IHI California Inc.」を十分に活用して、受注獲得に注力する方針です。

<カルキネス橋>
橋  長 1,055m
中央径間 728m
幅  員 27.2m(片側4車線および歩道)
支間割 146m+728m+181m

完成したカルキネス橋(左側)




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