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化血研から国内最大規模の組換えアルブミン生産バイオプラントの基本設計/実施設計を受注

-2003年6月23日-

プレスリリース

石川島播磨重工(IHI)は、財団法人化学及血清療法研究所(*1)(熊本市、内野矜自理事長)から、国内最大規模の組換えアルブミン(*2)生産工場のエンジニアリング、調達、建設、試運転業務の内、この度基本設計/実施設計業務を受注しました。

IHIグループでは、これまでバイファ(三菱ウェルファーマ51%、ニッショー49%)の組換えアルブミン生産工場(北海道千歳市)を受注、1999年に完成させており、今回はこれに続く二つ目の大型組換えアルブミン生産工場建設に関する業務受注となります。

 IHIは医薬プラントで約15年以上の経験を有し、さらに昨年8月に旧新潟鐵工所の医薬・産業プラント事業部門を統合した事で、IHIグループとしてバイファ向けプラントを初めとした同種・同規模の製造工場を建設した実績を有することになったものです。
 また、IHIは全世界で数多くの重要な医薬品製造設備を手掛けている大手エンジニアリング会社のフォスターウィラーと医薬事業で協力関係にある。フォスターウィラーは化血研とプロセス技術に関し提携関係にあるデルタ・バイオテクノロジーより類似プラントの基本設計を行なった経験があります。

 今回の入札では、数社との設計コンペの結果、これまでのIHIの豊富な経験に基づく提案が高く評価され、認められたものです。

 化血研では、今回の第一期工事では先ず臨床試験用薬の製造を目的とした設備を建設し、約10年をかけ段階的な投資を行い、工場を拡張していく考えです。
 化血研の本施設の総投資額は第一期工事から第三期工事で100億円以上になります。
 第一期工事の規模は2階建て(延べ6,700㎡)で、今年の11月末に基本設計を終了し、
2004年3月に着工します。完成は2005年8月の予定。
 最終的な工事完了時点での設備能力は、12.5グラム入り製剤換算で年間100万本になります。さらに将来拡張を含めると国内最大級の規模になる予定です。
 化血研では、製品の安定供給を念頭に、FDA(米国食品医薬品局)の規制に完全に対応したクリーン且つ高効率、コンパクトな21世紀型工場が建設されることとなります。

 IHIグループのバイオケミカルエンジニアリング部門は、実用化を目指した培養の安定化や、種々の条件下でのスケールアップデータの取得が可能な培養実験装置をIHI横浜事業所内に保有し、医薬品製造会社等と研究開発を共同で行なえる体制を整えています。同装置を利用した受託/共同開発の実績は16件にのぼります。
 また、本施設の廃液処理は、IHI独自の環境保護対策としてICリアクター、水熱処理技術による廃液及び汚泥処理設備の導入を予定しています。本システムは被処理対象物質、余剰汚泥をメタンガスとして回収、再利用する、ゼロエミッション&リサイクルシステムになっています。

 IHIグループは今回の受注を含め、二つ目の組換えアルブミン生産工場を手掛けることになりました。現在、日本ではアルブミン製剤を相当量輸入に頼っている状況下で、この様なプラントが出来る事は国が掲げている国内自給体制の推進に貢献出来るわけであり、同分野での実績に大きな期待が寄せられています。

*1 財団法人 化学及血清療法研究所
  理事長・所長:内野 矜自(ウチノ キョウジ)氏
  設立:1945(昭和20)年12月26日
   
*2 組換えアルブミン
  アルブミンは血液の浸透圧を維持し、血圧や循環血漿量を正常に保ち、又、血液中の脂肪酸・ホルモン・薬物等を運搬する。
  アルブミン製剤は低蛋白血症による病態に、補充療法として使用される。
  代表的な使用目的としては、手術やケガ等の出血で血液が大量に失われる場合や、肝硬変やネフローゼ等の場合の治癒に使用
  されている。
  尚、今回は酵母を産生細胞とするアルブミン製剤であり、各種組換え医薬品の安定化剤としても使われている。



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