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独自開発の純国産タンク技術が世界で初めてLNGターミナルに採用 ~米大手シェブロンテキサコから~

-2005年2月8日-

プレスリリース

 アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(以下IHIMU、社長:今清水義紀)は、このたび米エネルギー会社大手のシェブロンテキサコから、これまでに例のない洋上LNG受け入れ基地の内部に搭載するLNG貯蔵タンク向けに、IHIMUの独自開発技術である(*2)SPBタンク方式が採用され、その基本設計業務を受注しました。
 今回IHIMUがLNGタンクの基本設計を受注したのは、メキシコのバハ・カリフォルニア州のティファナ沖に建設予定のLNG受け入れ基地で、世界初の洋上LNG受け入れ基地となる可能性が高いものです。
 その貯蔵量は25万立方メートルとなっており、年間500万トンのLNGを受け入れることができます。現在、メキシコおよび米国のLNGの需要は年々高まっており、特に西海岸におけるLNG受け入れ基地は不足しています。そのため、同地域におけるLNGターミナルの建設は、今後益々増えることが見込まれ、注目を集めています。

 今回、採用が決まったSPB方式のLNG貯蔵タンクはIHIMUが独自開発した低温液化ガス貯蔵タンクシステムで、様々なサイズの液化ガス運搬船だけでなく、FPSO(洋上浮体式生産・貯蔵・積出設備)などの海洋構造物にも、幅広く適用可能なタンクシステムとして評価されてきました。SPBタンクはマイナス162度の極低温に耐えるLNGタンクの技術として、国際海事機関(IMO)から非常に強固で安全なタンクである証の“タイプB”の承認を受けており、後述のような特徴を活かしてLNG船だけではなく、世界で唯一洋上での(*3)LPGを貯蔵する(*4)FSOや(*5)FPSOを実現した実績を持っています。そうした実績が評価を受け、今回の受注につながりました。

<SPBタンク方式の主な特徴>
1. タンク内部に細かく設けた隔壁により、LNGの液面の揺れ(スロッシング)を最小限に抑え、タンクの破壊を防ぐことが出来、LNG/LPGの液量にかかわらず貯蔵、積み出しが可能。
2. タンクが独立しているため、異なる場所で(*1)GBSとタンクの平行建造が可能であり工期の短縮が可能。

 LNGの貯蔵タンク方式の中でも、上記のような特徴をもったSPB方式はLNGやLPGの洋上生産および洋上受け入れ基地を安全に実現するためには、最も適した方式といわれています。特に、大規模な津波や地震の影響を受ける設置環境下において、高い安全性を確保することが可能です。
 LNGやLPGの洋上での生産および受け入れ貯蔵設備は、大規模な海底のパイプラインが不要になるばかりでなく、土地が不要、建造期間の短縮に加えて、地域住民の生活地域から隔離可能、など多くのメリットがあることから、世界中から注目されています。

 IHIMUは今後とも、LNG受け入れ基地などへのSPBタンク方式の売り込みを図るとともに、SPB技術のライセンサーとしてのビジネスを視野に入れ、積極的に事業展開していきます。

*1 GBS Gravity Based Structureの略。(コンクリートの着底式貯蔵・ガス化設備を海底などに沈めて設置する)
*2 SPB Self-supporting Prismatic Shape IMO type-Bの略。自立角型タンク方式。
*3 LPG Liquefied Petroleum Gasの略。(液化石油ガス)
*4 FSO Floating Storage and Re-Gasification Unitの略。(浮体式貯蔵・積み出し設備)
    LPG FSOは液化石油ガスの浮体式貯蔵・積み出し設備。
*5 FPSO Floating Production, Storage and Offloading Unitの略。
    (浮体式生産・貯蔵・積み出し設備。海上でLNGやLPGなどを生産(液化)、貯蔵し、タンカー等に積み出す設備。



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