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廃プラスチックの高効率石油化学原料化技術を開発

-2004年8月18日-

プレスリリース

 石川島播磨重工(IHI)は、NEDOの基盤技術研究促進事業の委託事業として、廃プラスチックの石油化学原料化(ケミカルリサイクル)に関する開発を行ってきましたが、廃プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン)から約60%の石油化学原料の回収が可能な高効率なリサイクルプロセスの開発に成功しました。
 廃プラスチックのケミカルリサイクルは各方面で研究が行われていますが、燃料やナフサより付加価値の高い石油化学原料の回収を可能とするプロセスの開発で成果を出すことができたのはこれが初めてです。

 本事業は、当社が廃プラスチックを効率よく分解するための触媒(ガリウムシリケート:平成10年に室蘭工大上道(うえみち)研究室が開発)を用いてプロセス開発を実施し、NEDOに原料化技術開発を提案したもの。平成13年度から17年度のNEDOの基盤技術研究促進事業として採用され、当社が国立大学法人室蘭工業大学(室蘭市)、独立行政法人産業技術総合研究所北海道センター(札幌市豊平区)、神奈川県産業技術総合研究所(神奈川県海老名市)と共同で実施しているものです。

 今回開発した技術は、廃プラスチックのうちの約50%を占めるポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)を触媒によりベンゼン、トルエン、キシレンの混合油(BTX)と水素に分解するものです。
 本プロセスは、IHI独自開発の自動選別装置で分別したPE、PPを約230℃で溶融し、熱分解槽で分解した熱分解ガスを触媒分解槽で分解。生成したガスを分離器で水素ガスなどとBTXの混合油とに分離するものです。分離したBTXは、プラスチック原料や医薬原料などの石油化学原料として再利用が可能です。
 本プロセスにより、廃プラスチック(PE、PP)1kgから600gのBTXを回収可能であることが実証されており、回収率は約60%と大変高効率です。

 IHIでは、平成15年度までに1kg/hのプラントで連続100時間の運転に成功しています。今後は、今年度中に10kg/hの実証プラントを開発し、平成17年度の1年間でIHI横浜事業所内(神奈川県横浜市磯子区中原)において実証試験を行うとともに、今後の事業化について他社とのアライアンスなども含めた検討を行っていきます。




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