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新造商船への電子制御式エンジン採用を加速 ~時代の要請に応え、主力船種への搭載拡大に注力~

-2006年3月8日-

プレスリリース

 株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU、所在地:東京都港区、社長:今清水 義紀)と株式会社ディーゼルユナイテッド(DU、所在地:東京都千代田区、社長:小嶋 文稔)の両社は、このたび2007年度から2008年度にかけてIHIMU横浜工場において8隻連続建造する5万6300載貨重量トンばら積み貨物船「フューチャー56(F56)」全てに、DU製6RT-flex50型電子制御式ディーゼルエンジン(RTフレックスエンジン)を採用することを決定しました。いわゆるハンディマックスクラスのばら積み貨物船において、新造ロット商談の主機関全てに電子制御式エンジンを採用するのは稀であり、国内では初めてとなります。
 またIHIMUの呉工場(広島県呉市)において2006年度から2009年度にかけて竣工予定の国内船社向け30万載貨重量トンタンカー(VLCC)8隻にもRTフレックスエンジン(7RT-flex84T-D)を採用することが確定しており、2006年度以降、IHIMUの新造商船に搭載する主機関に電子制御式エンジンの採用を増やしていく方向です。
 
 RTフレックスエンジンは(*1)コモンレール技術を適用してバルチラ社が開発した電子制御式エンジンで、低燃費モードによる経済性の向上に加え、モード変更により窒素酸化物(NOx)や黒煙など排ガス中の有害物質の低減も図られ、舶用ディーゼルエンジンとしての環境性能をさらに高めたものとなります。

 IHIMUとDUでは、2004年度以降、8隻連続で建造している欧州船社向け8,450個積み大型コンテナ船向け主機関においていち早くRTフレックスエンジン(12RT-flex96C)を採用しております。

 DUの電子制御式ディーゼルエンジンの受注実績は6RT-flex50型が25台、6RT-flex58T-B型が3台、7RT-flex84T-D型が8台、7RT-flex96C型が5台、12RT-flex96C型が12台の、合計53台となり国内ディーゼルエンジンメーカーとしてはトップシェアとなります。

 IHIMUとDUは、豊富な建造・搭載実績を基に、時代の要請に応えるべく、今後の排ガス規制強化等に対応できる環境に優しいクリーンエンジンとして、市場へのアピールとIHIMUが建造する主力船種への搭載拡大に注力していきます。
 

*1)コモンレール技術:
.全てのシリンダーに燃料を供給できるコモンレール(共通配管:Common Rail)と呼ばれる燃料供給装置を設置。燃料の圧力を高め一定(1000bar)に保ちます。この共通配管からすべてのシリンダーに供給できる点がコモンレール式の特徴です。これにより、従来シリンダーごとに設けていた燃料ポンプとそれを稼動させるカムシャフト、駆動歯車が不要になります。
.コモンレールから供給された燃料は燃料噴射制御装置を経由してシリンダー内に噴射されます。燃料噴射制御装置は、噴射タイミング、噴射圧をシリンダーごとに個別に調整します。この装置の作動は、併設された電子制御ユニット(ワルチラ・スイス社が独自開発したコンピュータソフト)によりコントロールします。
.燃焼ガスの排気のタイミングを調整する排気弁の駆動も電子制御によっておこなわれるため、排気のタイミングも適正に調整することができます。その他、機関起動、シリンダーへの注油、冷却などは、全て電子制御されています。

RTフレックスエンジン各機種の主要目については次のとおりです。

<フューチャー56向け主機関>
形   式 DU-SULZER(*2) 6RT-flex50
基   数 1基
筒   数 6筒
ボ   ア 500mm
ストローク 2,050mm
MCR出力 8,890kW
MCR回転数 116rpm

 

<30万載貨重量トンVLCC向け主機関>
形   式 DU-SULZER(*2) 7RT-flex84T-D
基   数 1基
筒   数 7筒
ボ   ア 840mm
ストローク 3,150mm
MCR出力 29,400kW
MCR回転数 76rpm

 

<8,450個積みコンテナ船向け主機関>
形   式 DU-SULZER(*2) 12RT-flex96C
基   数 1基
筒   数 12筒
ボ   ア 960mm
ストローク 2,500mm
MCR出力 68,640kW
MCR回転数 102rpm

*2)DU-SULZER:平成18年1月1日契約分から、形式がDU-WARTSILA型に呼称変更されます。




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