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日本ヘイズが環境にやさしいアセチレン真空浸炭炉100基目を完成

-2006年4月12日-

プレスリリース

 石川島播磨重工(IHI)の100%出資子会社である工業用熱処理炉、真空洗浄機の製造を行う株式会社 日本ヘイズ(社長:田中精治、本社:愛知県丹羽郡大口町2-110、以下「日本ヘイズ」)は、このほど、アセチレン真空浸炭炉(※)100基目を完成させ、産業用ロボットなどの直動システム、メカトロ製品メーカーであるTHK株式会社(社長:寺町彰博氏、本社:東京都品川区西五反田3-11-6)の中国遼寧工場(THK(遼寧)精密工業有限公司)向けに引き渡しました。

 過去30年間の真空浸炭の歴史において同一ガスによる浸炭技術として100基達成は国内初の記録であり、ようやく本アセチレン真空浸炭という一つのプロセスが産業界に認められたと言えそうです。

 日本ヘイズは1996年に1キロパスカル(約0.01気圧)以下の真空中で金属材料をアセチレンガスによって浸炭するアセチレン真空浸炭炉を開発し、特許(特許国:日本・米国・カナダ・EU・韓国・台湾・タイ・中国)を取得、1997年に第1号機を納入以来、10年間で100基を納入しています。最近、さらに引合いが急増しており、受注ベースでは累計130基となっています。
 また、世界の真空炉の主力メーカーであるIpsen社(米国本社:ロックフォード イリノイ州/許諾範囲は米国・カナダ、独本社:クレーベ/許諾範囲はEU)に同特許の技術供与をしており、世界市場への進出を図っています。

 従来の真空浸炭炉は、浸炭バラツキを防ぐために高い圧力(1キロパスカル以上)でプロパンガス、メタンガス、エチレンガス、プロピレンガス等を使用するもので、煤の発生によってメンテナンスに時間と手間を要するため普及が進みませんでしたが、日本ヘイズが特許を保有するアセチレン真空浸炭炉は、1キロパスカル以下の真空中でアセチレンガスを使用して金属鉄鋼材料に浸炭を行うため、煤の発生が抑えられ、複雑形状においても均質な浸炭も可能なため、高い評価を得ており受注を伸ばしています。

 今後も温室効果ガス(主にCO2)の削減に関する議定書(京都議定書)が昨年2月に発効されたことにより、温室効果ガスを排出しない日本ヘイズのアセチレン真空浸炭炉がガス浸炭炉の代替機種として、自動車・軸受・建機業界向け等にさらに需要の増大が見込まれていることから、日本ヘイズでは、年間50件を目標に今後も積極的な営業活動を展開していきます。
※ 真空浸炭炉:真空熱処理炉内で素材を加熱し分子レベルで活性化させ、炉内を精製された浸炭性ガスの雰囲気にすることにより、ガス中のカーボン(炭素)が鉄鋼材料に固溶し、耐摩耗性を向上させるもの。

<アセチレン真空浸炭炉の特長>
最少のアセチレンガス量で最大の効率を得る加熱室構造
アセチレンガスを極低圧力下にて浸炭ガスとして使用することで煤発生の問題を解消したためメンテナンスが容易
浸炭ムラが少なく均一な熱処理が可能で、複雑形状においても浸炭が容易である浸炭可能
無人運転が可能でランニングコストを低く抑えられる

 

<中国遼寧工場向け真空浸炭炉の主な仕様>
使用温度:750℃~1,050℃(MAX 1,100℃)
有効寸法:600(H)×660(W)×1,200(L)
最大処理量:650kg/チャージ
温度制度 :±5℃以内

日本ヘイズが環境にやさしいアセチレン真空浸炭炉100基目を完成

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