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航空エンジン部品を生産する相馬工場の新加工棟を建設~ボーイング787向けエンジンの量産に対応するため第4番目の加工棟を建設~

-2007年10月19日-

プレスリリース

 株式会社IHIは、10月19日、航空機用ジェットエンジン部品を生産する相馬工場(福島県相馬市大野台)の新加工棟の起工式を行いました。今回の増設は、相馬工場における第4番目の建屋(第4加工棟)となるものです。今後、建設地の地盤工事を開始し、建屋の着工は、本年12月の予定です。
 工場増設は、民間ジェットエンジンの生産増に対応するものであり、今回、新たに建設される第4加工棟では、2008年就航予定のボーイング次世代機787向けエンジン「GEnx」の低圧タービン部の中核部品となるディスク(タービン翼を取り付ける回転部品)の生産を行います。工場完成後、本格的な生産体制を構築し、年間約300台分のエンジン部品の生産を手掛けます。

 ディスクのような大型部品は、これまで呉第二工場(広島県呉市)で生産していましたが、特に受注が増加している「GEnx」の低圧タービンディスクを、今後、相馬工場で生産するものです。
 「GEnx」は、IHIが開発・設計・製造の事業に参加している米GE社の最新鋭のエンジンであり、次世代機787のほか、2009年の就航に向け開発中のボーイング社最大の民間航空機747-8に搭載されることが決まっており、すでに800台を超える受注を得ています。
 「GEnx」エンジン用の低圧タービンディスクは、相馬工場で今後、生産されるほか、既に、産業機械の主要工場である横浜第二工場(横浜市磯子区)の一部に航空エンジン部品の専用加工ラインを新設し、加工を開始しています。今後、大型のディスクは、従来の呉第二工場のほか、相馬工場(第四加工棟)と横浜第二工場で生産を行います。
 相馬工場は、田無工場(2006年末に閉鎖)、瑞穂工場(東京都西多摩郡)、呉第二工場に次ぐIHIの第4番目の航空エンジン工場として1998年に設立し、防衛および民間向けの各種航空エンジンの部品を生産していますが、特に民間ジェットエンジンの需要が高まっており、設立以来、工場を拡張しています。
 IHIは、今回の相馬工場の増設により、同工場を「品質・納期・コスト・生産量」の面で国際競争力を有する新鋭工場として位置づけ、今後とも積極的な事業展開を図っていきます。

<増設工事計画の概要>
建屋面積:約14,000m2(既存建屋の建築面積:約65,400m2)
延床面積:約19,000m2(既存建屋の延床面積:約77,600m2)
操業時の人員規模:約100名
工事開始:2007年10月
建屋着工:2007年12月(予定)
建屋完成:2008年 7月(予定)

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