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省エネ・省コストを可能とした新型鋼板製造機を受注~鋼板生産量1tあたりの二酸化炭素排出量を1/5以下に抑えることが可能~

-2007年7月5日-

プレスリリース

 IHIは、このたび、世界で初めて商業化に成功した、溶鋼から圧延の工程を経ずに直接薄板をつくることが可能な新型薄鋼板製造機(ストリップキャスター)「キャストリップ」の2号機を、世界最大の電炉メーカー(粗鋼生産量世界8位)ニューコア社(NUCOR社、社長:Daniel R.DiMicco、本社:米、ノースカロライナ州)から受注しました。

 キャストリップとは、IHIが米NUCOR社、豪Blue Scope SteeL社(旧BHP)と共同で開発した薄板鋼板製造設備です。従来の方法(スラブ連続鋳造法)では、溶かした鋼から一度、300mm厚のスラブ(鉄の半製品)を作り、これを何台もの圧延機で延ばし薄板を製造します。一方、キャストリップは、溶けた状態の鋼を2本の冷却ロールに通して急冷することにより直接薄板(2mm厚以下)をつくることができる画期的な設備です。

 キャストリップは、従来の高炉一貫製鉄所での鋼板製造設備(厚スラブ生産方式)に比べ、大幅に圧延工程を減らすことを可能としたため、二酸化炭素の排出量は生産量1tあたり0.04tと厚スラブ生産方式に比べて約1/5となり、エネルギー消費量も1tあたり0.2GJと約1/9となり、大幅に環境負荷を減らすことが可能となります。また、スズや銅を含んだ低品位のスクラップから年間50万tの鋼板をつくることができ、資源循環の面でも環境負荷を減らすことができます。設備の全長も60mと厚スラブ生産方式と比べると約1/10以下となり、初期コストも電炉を用いた鋼板製造設備と比べても約1/4に抑えることができ、消費地の近郊にマイクロミル(極小製鉄所)を設置し、地域内でスクラップから薄板まで生産することが可能となり、輸送費の削減にも大きく貢献します。

 今回、キャストリップの2号機を受注したことにより、今後、二酸化炭素の排出量規制が厳しいヨーロッパおよび小規模な製鉄所の建設が予想される中東やアジア圏に、年間2~3ラインを目標に積極的な受注活動を行っていきます。
 


省エネ・省コストを可能とした新型鋼板製造機を受注 ~鋼板生産量1tあたりの二酸化炭素排出量を1/5以下に抑えることが可能~

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