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IHIシバウラが米国のゴルフ場芝刈り機市場へ進出

-2007年9月18日-

プレスリリース

 株式会社IHIの関係会社である株式会社IHIシバウラは、米国の芝刈り機メーカーであるExcel Industries, Inc.(以下E社)と業務提携し、米国のゴルフ場を中心とする芝刈り関連機器の市場においてIHIシバウラ製芝刈り機の販売を開始、米国へ本格進出することになりました。

 IHIシバウラは1998年にゴルフ場向けに本事業を本格的に開始し、これまで主に国内のゴルフ場(約2,400ヶ所)を対象顧客として同社の持つ最先端のリールモア(円筒形回転刃)技術を生かした芝刈り機や、スイーパー(芝草、枯葉などの吸い取り機)、バンカーレーキ(バンカー均し機)等のゴルフ場向け機器を販売し、成功してきました。特にリールモア技術は全世界をみても極く限られたメーカーしか開発生産していないという有数の技術であり、その刈り取り性能はゴルフ場の評価に直結するもので、事業規模は30億円超に成長しています。

 また、海外へも東南アジア、欧州を中心に一昨年から販売を開始してきましたが、ゴルフ場数17,000ヶ所と世界一を誇る米国市場への参入の機が熟したとして、北米進出を図るIHIシバウラの意向と、業容の拡大を目指すE社の意向が合致して今回の業務提携に至りました。

 将来的には両社での共同開発機種の市場投入も視野にありますが、当面はIHIシバウラの松本工場(長野県)で生産する乗用式および手押し式芝刈り機を輸出します。両社は、独自の販売店網を米国全土に展開する計画で、輸出高は数年後に50億円達成を目指していきます。また、米国を足がかりとして他国(欧州・中南米・中国等)への展開も図る予定です。

 IHIシバウラは、戦後日本で初めて乗用のトラクターを製造しました。現在の事業比率は、トラクターとディーゼルエンジンで約八割を占めており、芝刈り機事業は8%に過ぎません。トラクター事業は、国内農業の不振と米国住宅需要の減退で今後厳しい状況が続く見通しです。一方、産業用小型ディーゼルエンジンは、イギリスと米国に合弁会社を設けるなど、環境規制を追い風に需要が好調です。従って、グローバル化を旗じるしとし、事業構造を従来の二本柱から数年後には芝刈り機(グリーン事業)を加えた三本柱にして経営の一層の成長と安定を目指します。

株式会社IHIシバウラ
本社:東京都中野区本町1-32-2
代表取締役社長:西村隆志
従業員数:約900名
事業内容:エンジン、農業機械、芝草管理機器、防災・環境機器の開発・製造・販売
売上高:414億円(2006年度)

Excel Industries, Inc
本社:米国カンザス州ヘストン市
代表取締役社長:Paul Mullet
従業員数:約340名
事業内容:草刈専門業者及び個人向けに独自発明・開発したゼロターンモア
(レバー式乗用芝刈り機)などを製造販売。
年間売上高:約138百万ドル


IHIシバウラが米国のゴルフ場芝刈り機市場へ進出
乗用フェアウェイモア

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