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世界初、工程短縮と品質の安定を実現した画期的な金属接合材を商品化

-2008年4月9日-

プレスリリース

IHIは、このたび、溶接材料メーカーであるナイス株式会社(以下、ナイス社 社長:足立 辰三郎、所在地:兵庫県尼崎市北大物町)と共同で、従来のクラッド圧延法(※1)では接合することが難しかった延性の低い金属のロウ材(※2)を金属板に接合した画期的なクラッドロウ材(金属同士を接合する際に必要なロウ材を金属板にあらかじめコーティングしているもの)を商品化しました。このクラッドロウ材は、ナイス社を通じて2008年夏頃から、段階的に発売開始する予定です。

 今回商品化したクラッドロウ材には、IHIが開発したクラッド粉末圧延技術(粉末を数十ミクロンの厚さで均一に薄板に圧着する技術)を使用しています。このため、今まで圧延すると割れてしまい、金属板に接合することが難しかった金属のロウ材を、バインダー(※3)を使用せずに金属板表面にコーティングすることが可能となりました。これにより、ロウ材にバインダーを混入して用いていた際に問題となっていた、ロウ付け工程でのバインダーからの揮発ガスや、残留バインダーによるロウ付け(※4)品質の低下を防ぐことが可能となります。

 また、今回商品化したクラッドロウ材は、ロウ材が金属板にあらかじめコーティングされているので、ロウ材を手作業でセットするなどの工程を省略できます。例えば、熱交換器などの部品に使用されるプレス成形された波状の金属板のロウ付けでは、プレスした金属板を重ねて加熱炉に入れるだけで、板の接触部が自動的にロウ付けできるので、工程短縮、コスト削減に寄与する上に、品質面でも安定した品質を保つことが可能となります。

 今回、IHIとナイス社では、今まで、圧延工程で割れてしまうため、金属板に接合することが難しかった5%以上のりんを含むりん銅ロウを銅板に接合したクラッドロウ材と、ニッケル・クロム・シリコン系のニッケルロウをステンレス板に接合したクラッドロウ材を、バインダーを用いずに世界で初めて商品化することができ、顧客の様々なニーズに対応することが可能となりました。

 今後、IHIは、本製品の販売窓口であるナイス社と連携を取りながら、熱交換器などの給湯器関連市場、自動車部品市場などを中心に、積極的な販売活動を行っていきます。

(※1) クラッド圧延法:金属板と金属板を重ねて圧延する方法。
(※2) ロウ材:金属同士を接合する際に、溶かす金属(接合対象金属とは別素材)
(※3) バインダー:ロウ材粉末に混ぜることで、ペースト状にして、基材へのロウ材塗布を容易にするもの。
(※4) ロウ付け:ロウ材を使って金属同士を接合すること。



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