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船舶の延命・疲労強度向上技術「超音波ピーニング」を就航船に本格適用 ~就航船の亀裂損傷に対する画期的な予防処置~

-2011年01月20日-

プレスリリース

 IHIの関係会社である、株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン(社長:冨田悠一、本社:東京都港区,以下IMC)は、このたび、高齢船舶の延命対策として「超音波ピーニング」施工を受注し、工事を実施致しました。

 従来、就航船において亀裂損傷が生じた場合、再溶接あるいは部材の部分的切替が必要となるほか、火気工事となるため施工できる場所が限られるなど、多くの問題がありました。今回採用した「超音波ピーニング」は、損傷発生の可能性が高い箇所に、火気を使わず短時間で亀裂損傷に対する予防処置ができる画期的な方法です。

  「超音波ピーニング」とは、超音波振動によりピンを連続的に溶接部に打ち付けることにより、該当部の疲労強度を改善する技術です。以下の3つの要因により疲労強度が改善されると考えられています(新日本製鐵株式会社殿による)。
(1)  疲労強度に有利な圧縮残留応力が導入される。
(2)  ピン先端のR形状が転写されることにより溶接止端形状が改善される。
(3)  表面金属組織が微細化する。

  この「超音波ピーニング」技術を、年月を経た就航船に適用する場合、それまでに受けてきた荷重変動の履歴による金属疲労の蓄積を一旦リセットし、疲労強度上は新造時の強度レベルまで戻すことができることから、非常に大きな延命効果を発揮します。

  このたび施工した案件では、IMCにて実船モデルを用いた高度な構造解析を実施することにより、疲労強度上比較的余裕の少ない箇所を選定し、数百箇所の溶接継手部に「超音波ピーニング(使用機器:ESONIX UIT)」を施工いたしました。これにより、抜本的な安全性の向上と今後のメンテナンス費用の削減が見込まれています。

 IMCは、今後とも、就航船に対する超音波ピーニング施工の機会拡充を積極的に図ることで、お客様に上記ピーニングの利点、効果をより広く享受して頂き、お客様の満足度と競争力アップに貢献していきます。また、本技術を含むライフサイクルサポートの拡充により、お客様の満足度・安全性向上や環境保全を通じて、社会への貢献を図っていきます。

船舶の延命・疲労強度向上技術「超音波ピーニング」を就航船に本格適用



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