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褐炭から肥料の原料ガスを製造する二塔式ガス化炉(TIGAR®)の実証プラントをインドネシアに建設 ~未利用資源の低品位炭を燃料とする本格的実証プラントを建設~

-2012年12月10日-

プレスリリース

 IHIは,このたび,これまで未利用の低品位炭である褐炭から肥料の原料となる水素ガスを製造する,褐炭ガス化炉の実証プラントをインドネシアに建設・実証運転することを決定しました。本プラントの褐炭処理量は50トン/日と本格的な実証プラントで,2013年中頃からインドネシアの国営肥料工場である,ププック・クジャン社の工業団地内で建設を開始し,2014年から実証試験を行う予定です。また,本プラントの建設および実証試験の実施にあたり,現地法人IHI Gasification Indonesia(所在地:インドネシア チカンペック市,社長:渡辺修三)を設立しました。 

 本プラントに適用するガス化炉は,IHIが得意とする循環流動層ボイラの技術を応用した独自開発の二塔式ガス化炉(TIGAR®)であり,石炭ガス化炉としては比較的低温(850℃~950℃)かつ大気圧下でガス化を行うことができます。そのため,特別な機器は必要なく建造コストが安価で,メンテナンス性に優れています。また,本プラントは,燃料(原料)の適用範囲が広く,褐炭だけではなく,バイオマスも同時にガス化することが可能で,CO2排出量の低減にも寄与します。

 IHIでは,2005年から褐炭ガス化の研究開発を行っており,2009年には横浜事業所(神奈川県横浜市)内に褐炭処理量6トン/日のパイロットプラントを建設しました。このパイロットプラントでは,これまでに様々な条件下で延べ700時間超のガス化試験を行い,褐炭ガス化技術の検証と実証プラントに反映するためのデータ取得を行いました。2010年からは経済産業省の補助を受けて研究開発を行っており,今回の実証試験も経済産業省からの補助金助成を受けて行うものです。

 褐炭は水分を多く含み,自然発火性が高いことから,その利用方法は限られています。褐炭などの低品位な石炭は,インドネシアだけではなく,ドイツ,オーストラリアなど広範囲に賦存しており,その埋蔵量は全石炭の半分を占めています。したがって,日本だけではなく,世界的なエネルギーセキュリティの観点からも,褐炭などの低品位炭の効率的な利用技術の開発が求められています。

 今後、IHIでは、実証試験で褐炭ガス化炉の長期運転を通して性能・信頼性を確認し,2015年には,単機での褐炭処理量500~1000トン/日規模の商用プラントの受注を目指していきます。

当社横浜事業所内に建設した6トン/日パイロットプラント

当社横浜事業所内に建設した6トン/日パイロットプラント

今回インドネシアに建設する実証プラントイメージ図

今回インドネシアに建設する実証プラントイメージ図

TIGAR®商用プラントのイメージ図

TIGAR®商用プラントのイメージ図




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