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非接触給電装置の開発で米国ワイトリシティ社と提携を強化

-2012年4月25日-

プレスリリース

 IHIは、ワイトリシティ コーポレーション(以下、ワイトリシティ、社長兼最高経営責任者:エリック ガイラー氏、本社:米国マサチューセッツ州ウォタータウン市)と、非接触給電についてIP(知的財産)ライセンス契約を締結し、自動車向けおよび産業用途向けの非接触給電装置の共同開発を促進していくことで合意しました。

 ワイトリシティの非接触給電は磁界共鳴方式※であり、同社の非接触給電装置は、3kWを超える電力を20cm離れて効率90%以上で送電可能なことが実証されています。この技術を用いることにより、ケーブル無しで電気自動車の充電を可能にし、電気自動車の利便性を高めることができます。

 当社は、非接触給電装置を電気自動車に搭載し実際の利用状況を想定したテストを開始していますが、今回のIPライセンス契約の締結により、当社においても非接触給電装置の製造・販売が可能になることから、これを機に、本装置の商品化に向けて、実証試験や非接触給電が社会に受け入れられるための活動を強化していきます。

 当社は、自社製品向けの電気制御装置を開発してきた経験を活かし、今後、三菱自動車工業(株)を初め自動車メーカーと協力し、非接触給電装置の車載側の開発、および、社会インフラ分野での当社の知見を生かし、充電ステーションに向けた非接触給電装置の送電装置の開発を進めており、非接触給電装置の車載側(受電)・地上側(送電)双方のサプライヤーとなることを計画しています。

※ 磁界共鳴方式について
 ブランコを押すとき、ブランコが行って戻ってくる時間にちょうど合わせて押すとブランコが大きく揺らすことができるのと同じように、送電装置と受電装置の共振周波数がほとんど同じ時、間の磁場を通って送電装置と受電装置の間で共鳴が起こる。磁界共鳴方式では、共鳴を利用して送電装置と受電装置が離れていても効率良く電力を送ることができる。

<ワイトリシティ コーポレーション(WiTricity Corporation)の概要>
 
 ワイトリシティ コーポレーションは、非接触給電技術の設計・開発・製造・市場への普及を行っている。2007年に創立され、MIT(マサチューセッツ工科大学)の著名な物理学者のチームが発明した磁界共鳴方式の非接触給電技術の商品化を行っている。この技術はエネルギーの伝送に磁場を用いており、安全で高効率で伝送距離も大きい。

所在地 米国マサチューセッツ州ウォタータウン市
代表者 社長兼最高経営責任者 エリック ガイラー氏
HP http://www.witricity.com

 

非接触給電試験用電気自動車

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