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北米電炉製鉄メーカーからストリップキャスター受注

-2014年6月12日-

プレスリリース

 IHIはこのたび、米Castrip LLC(※1)および米 Siemens Industry, Inc.(※2)とのコンソーシャムで、北米の電炉製鉄メーカーから薄鋼板製造設備であるストリップキャスター(Castrip®)を受注しました。

 今回コンソーシャムで受注した設備は、板幅1,680mm、板厚0.8mm – 1.8mmの炭素鋼薄鋼板の生産に用いられ、生産能力は年産50万トンです。
 設備は、双ロール式鋳造機および圧延設備から構成され、当社は双ロール式鋳造機の機械設備を納入します。お客様への設備の引渡は2016年を予定しています。

 Castrip®は、溶鋼を双ロールで鋳込んで直接薄板を製造する技術で、従来の300mmほどの厚スラブから薄鋼板を製造するプロセスと比較して、設備を大幅に簡略化できるメリットと共に、省エネルギー・低CO2排出など環境にやさしい設備であることが特徴です。
 初期コストは、電炉を用いた鋼板製造設備と比べても約1/4に抑えることができ、設備の全長は、従来のスラブ連続鋳造設備に比べ1/10以下というコンパクトな設備であることから、地域分散型・資源循環・低環境負荷のマイクロミル(極小製鉄所)を消費地近くに多数設置するという、従来の製鉄業界の構造を大きく変える可能性を持った技術です。

 当該ストリップキャスター技術は、1989年に開始された当社と豪BlueScope(当時のBHP)の共同開発により始まったものです。1990年後半に商用化の目途が立った後、2000年に、米国最大の電炉製鉄メーカーであるNUCOR(※3)がパートナーに加わり、3社でCastrip®の製造プロセス・ノウハウを販売(ライセンス供与)するCastrip LLC社を設立。2002年にCastrip® 1号機がNUCORのインディアナ州クロフォーズビル工場で稼働開始しました。
 商用生産の成功に伴いCastrip® 2号機を2009年にNUCORのアーカンソー州ブライビル工場に納入し、現在、同設備で建材など向けに薄鋼板を順調に生産しています。

 今回の受注は、NUCOR以外のお客様から初めての受注となるもので、Castrip® 3号機となります。
 当社では、引続きCastrip LLC社とともにCastrip®の拡販に取り組み、資源循環・低炭素社会の実現を目指す製鉄業に,環境負荷低減に寄与する製品・プロセスを提供していきます。

※1 Castrip LLC
代表者:Frank M. Fisher - President
本社:米国ノースカロライナ州

※2 Siemens Industry, Inc.
代表者:Dr. Helmuth Ludwig – CEO Industry Sector
本社:米国ジョージア州

※3 NUCOR Corporation
代表者:John J. Ferriola – Chairman, CEO and President
本社:米国ノースカロライナ州

Castrip2号機

画像:Castrip® 2号機




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