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(株)IHI 平成26年度入社式訓示

-2014年4月1日-

プレスリリース

 株式会社IHIは、4月1日、豊洲本社ビル(所在地:東京都江東区豊洲)において、平成26年度入社式を行いました。本年度の新入社員は、大卒事務・技術系、本社一般ならびに地区採用あわせて338名です。なお、入社式における社長 斎藤 保の挨拶要旨は次のとおりです。

<平成26年度入社式 社長挨拶>
【はじめに】
○「ものづくり技術」で社会に貢献する会社
・1853年の創業以来、160年にわたって「ものづくり」で生きてきたIHIグループは、これからも「環境・エネルギー・産業・社会基盤における諸問題を、『ものづくり技術』を中心とするエンジニアリング技術で解決し、地球と人類に豊かさと安全・安心を提供するグローバルな企業となる」ことをグループビジョンとして掲げています。そして一昨年に制定した新しいコーポレートメッセージ「Realize your Dreams」を通して,社会の夢を実現することが私たちIHIの使命であると世界に発信しました。
 昨年9月14日に初号機の打ち上げに成功した「イプシロンロケット」については、私も鹿児島県内之浦でその瞬間に立ち会い、開発に苦労してきたグループのメンバーと喜びを分かち合うことが出来ました。打上げの成功で宇宙へのDreamを将来を担う世代に感動と言う形に変えてRealizeすることが出来たと思っています。こうした使命を果たすために、IHIグループは,現場・現物・現実の三現主義による品質と生産性向上への不断の取り組みを基礎に「ものづくり技術」で社会の発展に貢献するとともに、お客様の価値創造を通じて世界をリードする企業グループへ躍進していかなければならないと考えています。

○IHIを取り巻く環境と経営方針  
・ 世界経済が緩やかに回復を続けてはおりますが、消費税率引き上げの影響や今後の為替変動、また、新興国での景気減速等、先行きの見えない点もあり、IHIを含めた日本の製造業は完全に好景気の中にいるとは言えず、まだまだ厳しい競争が続くものと考えております。経営の環境変化に対応するために、過去の変革を深化させると共に、IHIグループの成長の実現を達成するため、昨年「グループ経営方針2013」を策定しました。その中で「スマートな社会インフラ」「新たな高度情報化」「複雑化する世界経済」と言う世の中の3つのメガトレンドを踏まえ、IHIグループの事業を市場の特性に応じた4つの事業領域を「資源・エネルギー・環境」「社会基盤・海洋」「産業システム・汎用機械」「航空・宇宙・防衛」に設定しました。
 一方、IHIグループの成長に向けて、既存事業間および既存事業と周辺事業を「つなぐ」、製品・サービスとICT(情報通信技術)を「つなぐ」、グローバルな規模でお客さまやパートナーとIHIグループを「つなぐ」、と言う3つのグループ共通機能を強化し、IHIグループがさらに成長していく道筋をつけたいと考えています。

【新入社員に期待すること】
・ IHIには2つの経営理念があります。1つめは「技術をもって社会の発展に貢献する」です。私自身は新入社員の時から、航空事業の生産技術に関わってきました。課長時代には、福島県の相馬工場の立ち上げを行ない、世界でも有数のジェットエンジン部品供給体制を確立しました。そこで学んだことは、「日々の改善の積み重ねがIHIのものづくりの強さである」ということです。問題が発生したときは机上で判断するのでなく、現場で現物をみて、何が起こっているのかという現実を見極めることが、問題解決へとつながります。現場、現物、現実 「三現主義」 が私の信条です。
 3年前の3月11日に発生した東日本大震災は私たちにとって、大きな試金石でした。IHIグループでは、震災によって相馬事業所をはじめいくつかの生産拠点、営業拠点、工事現場等が被災しましたが、従業員の懸命な頑張りとグループを挙げての支援によって、IHIグループの底力が発揮され、予想以上に早く回復することができました。早期の復旧によって、お客様の信頼を一層高めることができました。IHIはものづくり技術で、災害復興支援事業を推進してきましたが,これからも継続して取り組みたいと考えています。
 経営理念の2つめは、「人材こそが最大かつ唯一の財産である」です。IHIの社員は、お客さまの価値創造のために、「グローバル」「モノづくり技術・エンジニアリング力」「世界に通用する業務品質」の視点で、卓越した能力を持つ「世界レベルのプロフェッショナル」となることを共通の目標にしています。そこで以下の3点を期待します。

○世界を相手に「挑戦する」気概
・ グローバルな厳しい競争社会の中で活躍するには、世界を相手にわたりあえる強い精神、信念にもとづく行動力を持ち、情熱と責任を持って自らを正しく主張することが必要です。与えられた仕事をこなすだけでなく、自らの能力や限界を絶えず広げ伸ばす努力をしながら困難な状況に果敢に挑戦してください。

○たゆまぬ自己研鑽
・ 仕事に前向きに取り組めば、自分の仕事、専門分野に関する能力がどんどん身についていきます。
この能力の集積のための努力や自己投資を、惜しまずに続けて下さい。

○コミュニケーション能力の向上
・ 社会人としてのコミュニケーション能力を高めることも重要です。自らが主体となって仕事を円滑に進め、周囲と共感し、先輩や上司から学び取ろうとする努力を続けてください。




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