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米スタートアップ企業とAIを活用したピッキングシステムを開発,販売開始 ~深層学習により物体認識率を大幅に向上,作業の自動化・省人化を実現~

-2019年09月24日-

プレスリリース

 株式会社IHI(所在地:東京都江東区,社長:満岡 次郎,以下「IHI」)とグループ会社である株式会社IHI物流産業システム(所在地:東京都江東区,社長:土田 剛,以下「ILM」)は,このたび,米国サンフランシスコを本拠地とするOSARO社(以下「OSARO」)と,物流作業におけるピッキングを自動化する,OSAROの深層学習による物体認識技術を搭載したピッキングロボットならびに周辺装置(以下「本システム」)を開発しました。また,ILMはOSAROと日本,東南アジア地域における優先パートナー(Preferred Partner)契約を締結し,本システムの販売を開始します。

 近年,労働力人口の減少や最低賃金の上昇などにより,多くの産業において,人員の確保が課題となっています。物流業界では,世界的なeコマースの拡大やオムニチャネル化などの進展によって,多品種少量配送のニーズが高まっています。とりわけ,配送センターにおけるピッキング作業はさまざまな形状や重さ,硬さの商品をピッキングするため,自動化が難しく,現在,多くの人手によって作業が行われており,ロボットを活用した自動化,省人化への対応が強く求められています。このたび,IHIとOSAROは,OSAROのもつ深層学習による認識技術を活用して,このパラダイムを変革しました。

 IHIは2016年度より,産業用ロボット向けの深層学習を中心とした技術開発を行う米国スタートアップ企業のOSAROと,ピッキング作業の自動化を目指したロボットシステムの研究開発を行ってきました。そしてこのたび,IHIおよびILMは,OSAROと深層学習による認識技術を活用した本システムを共同で開発し,製品化に成功しました。また,ILMはさらなる研究開発の加速を目的として,OSAROと日本,東南アジア地域における優先パートナー(Preferred Partner)契約を締結し,10月に本システムの販売を開始します。

 本システムは深層学習による物体認識技術を活用し,2次元ビジョンカメラでさまざまな商品の位置(座標)を認識することが可能となり,商品の大きさや形状に適したハンドリングツールを用いて商品をケースからピッキングしたあと,オリコン(折り畳みコンテナ)などの出荷容器に投入します。本システムの活用によりこれまで人手に依存していたピッキング作業の自動化に加え,夜間などの時間帯での活用により,生産性の向上を可能とします。

 ILMでは,本システムの他にも深層学習を活用し,事前の画像データの登録やティーチングが不要なデパレタイズ(荷下ろし)システムを製造・販売しています。

 ILMは今後も,配送センターにおけるさらなる自動化,省人化に向けて,ロボットおよび自動倉庫システムなどの前後設備を含めた,総合的な物流ソリューション提供に取り組んでまいります。

<本システムの特長>

  1. 深層学習を物体認識に適用
    さまざまな形状やパターンを持つ商品の位置とサイズを優れた精度で認識
  2. 商品表面が光って見えにくい場合や,見る角度によって図柄の見え方が異なる場合でも,柔軟に物体を認識することが可能
  3. 商品の認識率を,従来の30%程度から80%まで大幅に改善

 
<本システムの仕様>
大きさ: (ロボット本体)高さ960mm,幅300mm,リーチ1100mm
取り扱い物: 日用品,食品,化粧品,衣料,電子部品,ボトル,パウチ等
 

<添付資料>
・AI搭載ピッキングロボットシステム(デモ機)

AI搭載ピッキングロボットシステム(デモ機)

 
<OSARO社の概要>
OSAROは,サンフランシスコに拠点を置く産業用自動化向けAIソフトウェアに特化した機械学習を基盤とする会社です。OSAROは,産業用ロボット向けの統合ビジョンおよび経路計画ソフトウェアを提供し,eコマース自動倉庫と統合する最初のソリューションであるOSARO Pickを2018年初頭に日本に展開しました。

【ご参照】
www.osaro.com/




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