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火星衛星探査計画(MMX)探査機用推進装置を受注 ~IHI グループとして,世界初となる火星圏往還ミッションに貢献~

-2020年09月29日-

プレスリリース

 株式会社 IHI のグループ会社である株式会社 IHI エアロスペース(社長:牧野 隆,本社:東京都江東区,以下「IA」」)は,国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下,「JAXA」」)が進めている火星衛星探査計画(*1)(Martian Moons eXploration,以下「MMX」」)の探査機で使用される推進装置を,MMX の探査機システムの開発担当メーカーである三菱電機株式会社から,このたび,受注しました。

 MMX の探査機は,火星周回軌道に探査機を投入する往路モジュール,火星近傍での活動や地球へ帰還するための復路モジュール,火星近傍での探査を行う探査モジュールで構成されています。推進装置は,往路・復路モジュールにそれぞれ搭載され,探査機を目的の軌道へ投入するための加減速や姿勢制御に使用されます。今回受注した推進装置は,推力 500N 級の 2 液式(ヒドラジンの燃料と酸化剤)大推力エンジンのほか,姿勢制御用の推力 22N(20 台)の小型エンジンや,無重力状態で液体だけを排出することが可能な推進薬タンクなどから構成されています。

 衛星用推進装置には,軽量かつ燃費を示す比推力の高さが求められるとともに,長いミッション期間と厳しい環境に耐える信頼性が必要です。これまでに IAは,国内外メーカーの人工衛星や,宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)などへ,多数の推進装置を供給しています。これらの衛星用推進装置の性能や実績が評価され,今回,MMX の探査機へ搭載が決定しました。

 IHI グループとしては,今回受注した推進装置以外にも MMX 向けに,明星電気株式会社(社長:池山 正隆,本社:群馬県伊勢崎市)が,望遠カメラ・広角分光カメラ・惑星空間放射線環境モニタなどの観測機器を担当し、IA がサンプルリターンカプセルの前面ヒートシールド・分離継手・パラシュート放出機構についてJAXA の開発に参加しています。

 IHI グループは,宇宙開発事業でこれまでに培った技術を生かし,世界初となる火星圏往還ミッションの実現に貢献していきます。

(*1) 

火星衛星探査計画(MMX):火星衛星の起源や火星圏の進化の過程を明らかにするために,2024 年度の打上を目指し,JAXA が進めているプロジェクトです。火星の 2 つの衛星フォボスとダイモスを観測し,フォボスの表層物質を採取して,世界初となる火星衛星のサンプルリターンを目指しています。



(添付資料)
 【MMX 探査機のイメージ(提供:JAXA))】

原始太陽系における「有機物・水の移動,天体への供給」過程の解明に貢献するため,火星衛星に含まれる含水鉱物・水・有機物などを解析することにより,水や有機物の存在を明らかにするとともに,火星衛星の由来を解明する,世界初の火星衛星サンプルリターンミッションです。 


スケジュール(目標)

:

打上げ:2024 年度,火星圏到着:2025 年度,
火星圏離脱:2028 年度,地球帰還 2029 年度

衛星重量

:

約 4,000kg 

打上ロケット

:

H3ロケット

ミッション機器

:

サンプリング装置,ガンマ線・中性子分光計,
広角分光カメラ,近赤外分光計,望遠カメラなど


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