ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

第59巻 第4号(2019年12月発行)特集 循環型社会の実現に向けて

目次

目次

巻頭言

巻頭言

常務執行役員 資源・エネルギー・環境事業領域長
井手 博

見えない資産

見えない資産1

前田 剛,中園龍二,西山直紀

見えない資産2

山田 剛,森山功治

我が社の看板娘

我が社の看板娘1

IHI運搬機械株式会社

IHI運搬機械株式会社(IUK)はクレーン技術,搬送技術,各種制御技術を中心にして国内外のエネルギー産業に貢献してきた.世界は循環型社会に向けて動いており,エネルギー産業も変わりつつある.IUKではこれまで培った技術を循環型社会に適用すべく,バイオマスを燃料とする発電所向けにさまざまな製品を納入している.

我が社の看板娘2

株式会社IHIプラント

株式会社IHIプラントは2012年から太陽光発電設備の建設事業を開始したそのなかで6か所の自社発電所を建設し,出力総計7.6MWの太陽光発電所を運営している.ここで得られた計画・建設・運用・メンテナンスのノウハウがお客さまに寄り添った安全・安心なシステムを実現する.

我が社の看板娘3

株式会社IHI回転機械エンジニアリング

スクリュウデカンタ形遠心分離機HS-LE シリーズ液体中の固体粒子を分離するデカンタは,高性能ながら省エネ化の余地があった.今回,分離液排出方法の工夫により大幅な省エネ化を実現し,新シリーズの販売を開始した.さらに,本方法は既設機のレトロフィットも想定しており,幅広いお客さまのニーズに応えられる.

我が社のいち押し技術

我が社のいち押し技術1

株式会社IHI

地産地消社会を実現する技術がいよいよ登場.水素のように扱いが困難な物質の輸送を削減して,直接需要地で必要なときに必要な量だけを効率的に生産する.小型かつ高効率に化学プロセス製品を生産するコンパクトリアクター技術が生産・輸送革命を起こす.

箸休め

箸休め

技術開発本部
山口方士

技術論文

論文1

小熊祐司,稲村彰信

本稿では,工場やプラントなどエネルギーを大量に消費する施設に対し,エネルギーコスト低減の観点から,蓄電池や太陽光発電システム,自家発電機などを組み合わせた最適なエネルギーシステムの構成とその運用方法を求める最適化手法を提案する.エネルギーシステムの構成・運用の検討においては,導入候補となる個々のエネルギー設備の性能やコストのみならず,各設備の長所を最大限に活かしつつ短所を互いに補う設備の組合せを考慮する必要があるため,その最適化は容易ではない.さらに近年では再生可能エネルギーの利用が活発であり,選択肢が多様化しつつあることから,最適なエネルギーシステムの構成や運用の決定は今後ますます複雑なものとなっていくと予想される.この課題に対して本稿では,さまざまな案件に利用できる最適化システムとしての実装・提供を意識した,エネルギーシステム構成・運用最適化のための汎用性の高い数理モデルと最適化アルゴリズムを提案する.

論文2

稲村彰信,高井紀浩,矢野美沙子,濱口謙一,高見 彰

温室効果ガスの排出量削減のために,太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーが急速に導入されている.しかし,天候や時間による変動が大きい再生可能エネルギーの大量導入は,既存の電力系統システムに悪影響を及ぼす可能性がある.2018年4月に開所した,そうまIHIグリーンエネルギーセンターでは,地産地消型のエネルギーマネジメントシステム(地産地消型EMS)によって,既存の送配電系統に逆潮流できない制約条件のもとで,太陽光発電電力を最大限有効活用している.本稿は地産地消型EMSの概要およびその制御の特長について記載する.

論文3

伊藤慎太朗,内田正宏,須田俊之,藤森俊郎

アンモニア・天然ガス混焼ガスタービンでは排出ガス中のNOx濃度の環境規制適合が課題となるため,低NOxバーナを使用した2MW級ガスタービンによる実証試験を実施した.その結果,2MW出力条件で,アンモニアを熱量比20%混焼し,規制値以下のNOx濃度を達成した.CO2排出量は天然ガス専焼時より約23%削減された.コージェネレーションシステムの総合効率は,試験で得られた運転の諸データを入力値としたモデル計算により,天然ガス専焼時と同等に維持されることを確認した.

論文4

長谷玄一郎,石井大樹,伊藤隆政,大野恵美,大熊喜朋

温室効果ガスの排出削減のため,株式会社IHIは「アンモニアを燃料としたカーボンフリーエネルギーネットワークの構築」の検討を加速させ,幾つかのアイテムを研究開発している.本稿では利用側技術の一つである石炭火力発電における微粉炭・アンモニア混合燃焼技術の開発について紹介する.アンモニアを燃料として活用する際に幾つかの懸念が挙げられる.そのなかでIHIは自社で保有している大容量燃焼試験設備を活用して燃焼性能を評価し,また,フィージビリティスタディをとおして課題抽出および対応策を検討することで,アンモニア混合燃焼を実現するための課題を解決してきた.IHIが目指すアンモニア社会に向けてこれまで開発してきた技術を紹介していく.

論文5

中山貞夫,黒岩隆典,中里隆文,齊藤俊之

株式会社IHI原動機は,ガスエンジンの効率をさらに向上させるため,2012年に開発した陸用の火花点火方式リーンバーンガスエンジン28AGSをベースとして,特に主燃焼室の燃焼の安定化に主眼を置いて開発を行ってきた.これまでに,燃焼室形状の改善を通じた点火源の強化や未燃領域の削減による効果が確認されている.並行して,過早着火やノッキングなどの異常燃焼の抑制およびサイクル効率向上のためのミラーサイクルと幾何学的圧縮比の最適化の研究開発が行われている.本稿ではこれらの技術について紹介する.

論文6

増田 裕,廣瀬孝行,山田 剛,瀧本崇弘,森山功治

大型舶用エンジン用の可変圧縮比(VCR:Variable Compression Ratio)機構は,燃料消費率を削減し,そのうえ多様な燃料に対応可能なことから循環型社会に大幅に貢献できるキーデバイスである.2018年のマリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー(土光記念賞)を受賞したことからも世の中に注目されている技術である.本稿では,VCR機構の概要,VCR機構の実証結果とともにエンジン性能に与える影響,また循環型社会に対していかに貢献できるかを述べる.

論文7

小熊崇大,本村和也,山下雅治,河西英一,中山竜太郎

パーム油は安価な食用・材料油として生産が拡大される一方,排出される多量の廃棄物により,パーム産業自体の持続可能性が危ぶまれている.筆者らはパーム産業から排出される廃棄物を利用すべく,再生可能エネルギーとして転化するプロセスを開発した.本プロセスを安定的・合理的に運用することで,適切な廃棄物処理による環境負荷低減と,パーム産業の持続可能性に貢献できる.本稿では,マレーシアにおいてパイロット機から実機スケールのプラントを建設し,連続運転を行い,プロセス評価した結果を報告する.

論文8

鬼木俊郎,田尻康智,味村武史,鍋本豊伸,福井寿樹

福島第一原子力発電所から発生する廃棄物には,多種多様な廃棄物が存在する.株式会社IHIでは,福島第一原子力発電所から発生する廃棄物のうち,汚染水処理で発生する二次廃棄物などを減容・安定化することを目的として,コールドクルーシブル誘導加熱炉(CCIM)によるガラス固化プロセスの開発に取り組んでいる.本稿では,IHIの取組みに関して,開発の現状とともに紹介する.

TOPへ戻る

サイトのご利用案内ここまでです。