「パーキンス社との合弁会社を北米に設立」
当社は、ディーゼルエンジンの世界的トップメーカーである英国・パーキンス社と、米国・ジョージア州グリフィンに産業用小型ディーゼルエンジンの生産工場を共同出資により設立することで基本合意に達しました。
会社名や社長、設立日については11月初旬の正式調印式までに決定する予定です。
当社は、1985年からパーキンス社へディーゼルエンジンのOEM供給を開始し、1995年には当社の技術ライセンスに基づく生産・販売の合弁会社を英国に設立しました。最近では、米国および欧州の排気ガス2次規制をクリアしたパーキンス400シリーズエンジンの販売が好調で、英国工場の生産能力がほぼ満杯に近い状態となり、新たな設備投資が必要になってきました。そこで、よりマーケットに近い所で生産・供給するという観点から、現在英国から供給している米国市場に、当社の技術ライセンスに基づく生産拠点をパーキンス社と共同出資で設けることにしました。
今回の合弁会社設立は、販売が好調な400シリーズエンジンの増産対応を目的とし、当社松本工場ではシリンダーブロックを始めとしたディーゼルエンジン用の主要部品を生産して同合弁会社に供給する予定で、今後の出荷量拡大を図っていきます。
@ | 資本金 | : | 約9億円 |
A | 生産開始時期 | : | 2004年夏 |
B | 部品供給 | : | 主要部品は日本および欧州から供給 |